自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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そういえば、すでに忘れかけてました。
去年描きかけていた「吉乃塚の人狼 3」の
原寸大絵コンテの存在を・・・
いつもはA6サイズ(ハガキ大くらい)の大きさに
簡単な絵で、コマ割りと大まかな絵しか描かなくて、
原稿用紙に直接下描きを初めていたのを、
去年は、漫画家のお友達がB5くらいの大きな絵コンテを
描いているのを見て、マネさせてもらいました。
そのとき描こうとしていた漫画が一応、何年か前に描いた
小さい絵コンテまでできていたものの、それから大幅に場面が前後したり
エピソードを付け足したりしたもので、一度最初から描き直す必要が
あったのですよ。
それで、どうせなら、原稿用紙の原寸大で描いてトレスすれば
原稿用紙が傷まなくていいと思い、できるだけ丁寧に描いたのが
上の画像です。これ、下描きじゃなくて絵コンテなんです。
別の紙に描いたのがごちゃごちゃしたので、それをトレスしたものです。
しかし、絵っていくら汚くても、最初に描いたものがいちばん勢いがあって
描きたいという念がこめられてるモンなんで、それを何度もトレスしていく
うちに、どんどん均一なつまんない絵になってっちゃってる・・・。
私の持ってる、古くて暗いトレス台で、これをさらにあと何十ページも
原稿用紙に描き写す作業を思うと、ユウウツになりました。
そうこうしているうちに、お話自体、本当に面白いのか
わからなくなってしまったので、これはいったん保留にし、
今はさっさと違うお話を描いてます。
(以前のように、小さい絵コンテ→原稿用紙に直接下描きのやり方で)
原寸大絵コンテがよくなかったのではなくて、何度もトレスし
考えすぎたのがまずかった。
漫画って、ムダに考える時間を持つとダメかも。
素早く絵コンテ仕上げて(大きさは好きなのでいいと思う)、
直接原稿用紙に描いて仕上げてしまえば
面白いかどうか悩む以前に、とりあえず1本できてたのにね。
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私の本棚の、絵の資料を置いてるところです。
最近はネットでお手軽に調べものができる時代になって便利ですが、
動物、植物はよく使うのと詳しい写真がいるので本を買って置いています。
手の届く範囲の金額の本しか持っていませんが。
新潮社から出ていた「シンラ」という雑誌(廃刊)は、
未だに時々参考にさせてもらってます。
世界の生き物(人間も含む)とそれをとりまく環境を、いろんな角度で
取り上げた雑誌が、資料としては使いやすいので、「シンラ」の他に
「National Geographic(日本版)」を何冊か捨てずに取ってあります。
「山の宗教」(あやしいタイトルw)、日本の茅葺き屋根の民家の写真集、
「民族探訪事典」、神社や日本の森のガイドブックなどは
主に「吉乃塚の人狼」(日本の山奥が舞台)の資料に使わせて頂いてます。
外国が舞台の「ノーザンヒルドの人狼」では、海外の街並の写真集も
参考にしてます。
「メンズノンノ」の街角スナップみたいなコーナーなんかも、
背景がイイ感じで、イラストなどに意外に使えたりしますね。
オオカミの資料としては、「野生イヌの百科」や「いぬ・ねこ」、
オオカミ写真のカレンダー(古いものですが)など。
どんな動物もそうかもしれませんが、オオカミって個体によって
ずいぶん顔に差があるように思うので、できるだけたくさん写真を見るように
しています。
写真手前の、ポケットサイズの図鑑類は、資料としても使うけど
単に趣味で読んでる本。
「ポケットペディア・馬」なんて、一冊まるまるディープな馬特集で、
ムダ知識満載なのが楽しい楽しい(笑)
「人参は縦長に切って与えないと、のどにつまるおそれがある」なんて、
ごく一部の人向けの注意が書いてあったりする。
わかりました、気をつけます・・・
「哺乳類観察ブック」も、絵というか、知識やお話のヒントを
拾うために読んでいます。
野生動物観察指導員の方による、フィールドワークのガイドブック
なのですが、著者・熊谷さとしさんの、非常にコミカルで達者な
イラストがすばらしいのです。
あとがきによると、TVチャンピオンの「なぞなぞ王選手権」
初代チャンピオンだとか。
いやそれより、あなたは一体、なぜそんなに絵がお上手なのですか!?(笑)
「花材図鑑」は、花束やアレンジメントに使える花や植物が
アレンジメント例の写真と共に解説してある本で、イラストに花を描く時に
とても重宝します。
ブライダル関係の本は、私が結婚する時に買ったものではなくて(笑)、
絵の資料として買いました。
主にウェディングドレスとブーケ等のカタログみたいなものなのですが、
お洒落な写真が多く、空間や小物、全体の色合いなどは
見ていて「こんな雰囲気の絵が描きたい!!」と刺激を受けることが
多いので、持っていると絵を描くうえで役に立ちますよ。
漫画の下描きやイラストを描いていると、人体のデッサンに
行き詰まることがよくあります。
上半身や手の場合は、鏡や自分の手を見ればいいけど、
全身となるとちょっと・・・。
写真をとってくれる相手もいないときが多いし。
長い事漫画を描いているのですが、羽根ぼうきと同様、
何となく気恥ずかしくて、私にとって今更買えないという
画用品の代表が「ポーズ人形」でした。
役に立たないと知ってはいたのですが、
両足をのばして床に座っている人物の、脚の長さがよくわからず、
あるとき、まあいいかと買ったものの・・・
背中の支え棒が外せないので座れ〜ん!
(あたりまえ。笑)
関節なんてあってないようなユルユル仕様で、ポーズの固定もできないし、
なんのためにあるのか、もはやわからない状態。
で、夫が教えてくれたのが、写真の人形です。
おもちゃ屋さんで売っている「ミクロマン」の人形です。
小さくて場所をとらないし、ほとんどの関節が自由に動きます。
手の換えも5組ついてます。
男性型はこの筋肉質のしかなかったと思うのですが、女性型は
貧乳から巨乳まで何種類かの乳サイズが選べる親切設計(?)。
色はかなり種類があるんですが、デッサンの参考にするのなら
薄い色がいいと思います。
お値段もお手頃で、去年買ったときは確か一体500円くらいでした。
腕や脚が根元から時々外れるのと、男性の体型バリエーションが乏しいのが
欠点と言えば欠点かな?
葵とか、華奢な男性を描くときは、貧乳の女性モデルを参考にしています。
(写真右)
使わないときや寝るときには、全パーツを集めて袋にしまっておきます。
でないと知らない間に猫にオモチャにされて、バラバラにされてそうだから。
机は折りたたみ式の「ちゃぶ台」的なテーブル。
これで快適な場所に持って行って描いてます。
夫はあえて「マンガ机」と呼びます。軽く揶揄するイミをこめて(笑)。
画板があったら膝の上で描けて、もっと楽ちんかもしれません。
どーんと大きい絵(1ページにひとコマとか)だったら、
イーゼルを持ってきて絵画っぽく描く方が、歪みが少なくていいかも。
(そこまでは滅多にやらないけどw)
筆記用具は、太さ0.9、堅さBのシャープペンシルで描きます。
込み入った背景(パースをとって建物を描くときなど)は0.5も使いますが、
ほとんどの絵を0.9で描いています。
小さいサイズの原稿用紙でこの線の太さだと、細かい絵には苦心するし、
描いているうちにこすれてしまい、ぼやけてしまったりします。
でも太い線でクロッキー的に、さらさらとおおまかに描く方が、気は楽です。
あと、太い線だと力を入れずに描くクセができて、紙に下描き線が
食い込まないし、あまり肩がこらないような気がします。
消しゴムは、プラスチック消しゴムなら何でもいいと思っていたけど
やっぱりこのSeed社のRaderが一番いいように思います。
プラスチック消しゴムでも、使っているうちにぼろぼろに割れたり、
消しカスが妙に粉っぽくて紙にくっつくようなのは使いにくくてヤですね。
練り消しも便利だと思う。でも私は練り消しを持つと、際限なく手で
コネコネして遊んでしまうので、封印(笑)。
羽根ぼうき・・・つい去年くらいに買いました。
何となくいかにも「形から入りました!」みたいなアイテムに思え、
気恥ずかしくてずっと買えなかったんですよね・・・。(ポーズ人形もそう)
でも、いちいち消しカスを払うのに紙を立てたり、吹き飛ばしたり
するのも疲れ、買ってみたらすご〜く楽でした!(当たり前か)
定規は30センチのもの。高校生のときから使っていて、
目盛り側はガタガタです。
主に枠線をひく時に使います。
他にはえーと、置き鏡。見ないと描けない
ポーズ(上半身)の確認に。
下描きのときの画材と道具はこんなものでしょうか。
絵の資料についてはまた今度〜。
原稿用紙は、どこのメーカーがいいのかわかりません。
以前はサム・トレーディングという会社の原稿用紙を使っていました。
(近所で手に入るのが、それしかなかったのがきっかけ)
それ+墨汁+丸ペンの組み合わせで、何の苦労もなく描けていたはずなのに、
数年前から、画材は変わっていないのになぜか描きづらくなりました。
墨汁が蒸発したせいでもなさそうだし、紙の質でも変わったのでしょうか。
(あくまで主観です)
とりあえず、同人誌用原稿用紙(A4サイズのやつ)で、135キロの厚さで
(110キロだと、ちと薄くて物足りない)
周囲にミリ単位の目盛りがふってあったら、どこのでもいいことにしました。
紙の白さがメーカーによってまちまちなのが気になりますが・・・
画面に映っている透明のシートは、吹き出しの大きさを決めるためのもの。
(前回の記事参照)
漫画を描くには、内枠やトンボが印刷されている、市販の原稿用紙が
いいのですが、パソコンに取り込んで、あとで色をつけるときなんかは、
スキャナが水色の線まで拾ってしまいますので(取り込んだ後、
レベル補正をかければ消えますけど)、無地の普通のケント紙に描きます。
ペン入れしたときの描き味は、ケント紙の方が滑らかで描きやすいですね。
原稿用紙は上質紙という紙で、時々ひっかかったり、下描き線が
消えなかったりするので、描きにくく感じるときがあります。
あるとき上質紙の原稿用紙が描きにくいと悩み、一時本気で、
無地のケント紙に自分で枠線ひいて描こうかと思ったことも。
昔の「漫画の描き方」には、紙に千枚通しで何枚かまとめて穴を開け、
自分で内枠やトンボを引いて原稿用紙にすると書いてありました。
さすがに想像しただけでめんどくさかったので、やりませんでしたけど。
私はどちらかというと大きい絵の方が描きやすいみたいなので、
投稿用サイズに描いてみようと試したら、机が小さくて紙が回せず、
無理でした・・・ ̄□ ̄;
根性なし!!
今現在、下描きの途中です。
まずうすぼんやりと、大まかなアタリをとったあと、
細かく描き込んで行きます。
画面に映っている透明のシートは、実際にパソコンで打ち出したときの
台詞の大きさを確認し、吹き出しの大きさを決めるために使います。
(台詞は最終的にラベル用紙に打ち出して貼りこみます)
自分でいろんなサイズのテキスト見本を作り、OHPシートに
プリントしたものです。
基本は10ポイントの大きさで、叫んだりしている場面では
18とか24とかも使います。
シートをあてて文字数を数えながら、
必要な台詞が入る大きさの吹き出しを先に決めておきます。
同人誌用の原稿用紙だと、吹き出しにスペースがとられ、
意外に絵を描ける範囲が狭いものなので、先に台詞の入る余地を
確保してから絵を描いています。
右向きの顔は、描けているつもりでもデッサンが狂っているので
あとでまとめてトレス台で修正しようと、放置中。
この時点では背景が入れられないことが多いので、手前にいる
人物のペン入れが済んでから下描きをします。
今頃気づいたけど、白黒の漫画原稿の画像ばかりだと
このブログめっちゃ地味だな〜(笑)
時々はカラーのイラストも織り交ぜネバ。
漫画家さんは「ネーム」と呼ぶのでしょうか?
以前は非常に小さい絵コンテを描いていましたが、最近はA4の紙を
4等分して、A6サイズに1ページ分の絵コンテを描いています。
よく原稿用紙の「内枠」(印刷に確実に出る範囲)を忘れて、
無茶なコマ割りをしてしまうので、絵コンテの段階で内枠を描いて、
意識するようにしてみました。
一応、左ページか右ページかということは気をつけて考えるように
していますが、それ以外の、「読み手の目線の流れを意識して」とか
「次のページに期待を持たせるように」というようなことは、
あまり気にせず好き勝手に描いています。
これは「吉乃塚の人狼1」の、甲斐(変身後)と先生が出会うところ
の絵コンテ。
漫画はよく、4とか8の倍数のページ数で描かなければいけないと
言われますが、私はちょうどキリの良いページ数になかなかできなくて、
無造作に描き始めて、最後の方になると無理矢理のばしたり短くしたり
して、つじつま合わせをしていることがよくあります。
(倍数になってないこともしょっちゅうあります)
慣れてくると、無造作に描いていても、気が付いたら自然に
16ページになっているということもありましたけど。
たまに扉(表紙)を計算に入れるのを忘れたりします。
プロの方なら、特に意識しなくても
冒頭に○ページ、アクションに○ページとかいう配分が
頭の中にできていて、自然に、16ページとか32ページとか
キリの良いネームを切れるんだろうなあ。
(あくまで想像ですけど)
私は創作まんがを描いて、個人で同人誌を発行し、主に創作オンリーの
同人誌即売会に参加して作品を発表しているアマチュアです。
描いているものは厳密にはひとつの物語だけです。
人狼が主人公の長いお話を、2部に分けて漫画を描き、ある程度
まとまったら本を出すという形式です。
(作品に関する詳しいことは、HP「Quodlibet」のcomicsという欄を見て下さい)
だから何を描くかという点では迷うことはありません。
もっといろんな短編作品を描いた方が、読み手は気楽に読めるし、
評価も頂きやすいと思うのだけど、思い入れがないとどうしても
描けない性格なので・・・。
(絶対、プロとしてはやっていけないタイプ;)
他に描かなければいけないお話があったのですが、
どうにも気分がのらないので(絵コンテはほぼできているのですが)、
2001年1月発行の「ノーザンヒルドの人狼2」という本の続編である、
「ノーザンヒルドの人狼3」から描いてみることにしました。
もう6年ほど続きが出ていない(番外編は2004年に発行)、
恐ろしくまったりペースの本です。
お待ち頂いてる方には進み具合もこちらでチェックできるし、
近況報告としてもいいかも(笑)。
どうか最後まで描けますように!!(おい)
同人誌即売会に参加して作品を発表しているアマチュアです。
描いているものは厳密にはひとつの物語だけです。
人狼が主人公の長いお話を、2部に分けて漫画を描き、ある程度
まとまったら本を出すという形式です。
(作品に関する詳しいことは、HP「Quodlibet」のcomicsという欄を見て下さい)
だから何を描くかという点では迷うことはありません。
もっといろんな短編作品を描いた方が、読み手は気楽に読めるし、
評価も頂きやすいと思うのだけど、思い入れがないとどうしても
描けない性格なので・・・。
(絶対、プロとしてはやっていけないタイプ;)
他に描かなければいけないお話があったのですが、
どうにも気分がのらないので(絵コンテはほぼできているのですが)、
2001年1月発行の「ノーザンヒルドの人狼2」という本の続編である、
「ノーザンヒルドの人狼3」から描いてみることにしました。
もう6年ほど続きが出ていない(番外編は2004年に発行)、
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創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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