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自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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ペン入れとベタ、ホワイトがようやく終わって
トーン貼りを始めました。

今回、ペン入れが終わりに近づいた頃から、急に描きにくくなって
妙に手間取りました。
丸ペンで描いていますが、やたらとすぐに墨汁の保ちが悪くなって
いつも以上に、何度も墨汁をつけなくては描けないし。
そのうち、おろして間もないペンなのに、すぐ使えなくなってしまう。
何度やっても、ペン先から紙まで墨汁が到達せず、空振り(?)ばかり・・・
原稿用紙を変えたせいか、墨汁が濃くなってきたせいなのかと思っていたとき
部屋の湿度を見ると、30%しかありませんでした。
きっと、空気が乾燥しすぎて、墨汁がすごい勢いで蒸発して
濃くなってるのと、描いている端からどんどん乾いているので、墨汁が
ペン先から紙へ下りていかないのが原因のようです。

ペン先を墨汁につけたときに、瓶の口で余分の墨汁を落としたあとが
ちょっとした間にコテコテになって、すごいことになってます。
梅雨時など、湿度が高くても紙が湿気ってダメになるし、
デリケートですねえ。
湿度40〜50%くらいがいちばん快適に描けるのかな。

今回はいつもより、トーンを貼る範囲が多くて、こするのに疲れます。
いつもはICトーンを使ってますが、サム・トレーディングの
「デザイントーン」で使いたい模様のがあったので、
貼ってみると、ICより粘着力が強くて定着させるのが楽みたい。
フィルムが、ICのは「ぱりっ」とハリのある感じなのですが
デザイントーンは「もちゃーっ」としっとり柔らかいので、細かいトーンが
よそへ飛んで行きにくくていい感じ。
(余分な部分を、原稿用紙から取り除く時に少々苦労しますが)

これで網トーンの種類が豊富で印刷の質がよくて、近所で安定して
手に入るのならば、乗り換えてもいいかも。

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漫画を描き初めてしばらくすると、多くの人が
右向きの顔(画面の右側を向いている人物の顔絵)が、
上手く描けないことに挫折感を感じると思います。
なぜかほとんどの人は、左向きの顔は苦もなく描けても、
右向きの顔が描きにくい、または全く描けなかった経験があると思います。
私もそうです。未だに右向きの顔だと、登場人物の描き分けが難しかったり
上手く描けたか?と思っても、裏から透かして見るとひどい出来だったり。
思わず「どうせ才能ね〜よ〜!!」と投げたくなったりします。
左利きの絵描きさんは、左向きの方が描きにくいとか、あるのかなあ?

解決策として、紙の裏に左向きで描いて、トレス台で表からなぞると
たいてい「いかにも裏に描いてトレスしたような顔」になりますが(笑)、
本人がそう思うだけなのと、恥ずかしいくらいデッサンの崩れた
右向き顔よりは、ましだろうということで・・・。

ルーミス先生などの人物画の描き方に従って、頭部を○で描き、
+でアタリをとって、目鼻口を配置してから、自分の絵に変換して描くように
なってからは、そう非常識な歪み方は少なくなったのですが、それでも多少の
狂いはみられます。
口元がいちばん苦手かなあ・・・。
体の方は、顔ほど難しくはないものの、たまに腕のつき方がありえないとか
いうことはありますねえ。

でも、裏から見さえしなければ、トレスしたものより、右向き一発描き(?)
の方が表情に味があって良いときもあるので、最近は、あからさまに変な所
以外は、あまりいじらないようにすることもあります。

右向きの顔も難しいけど、「真っ正面向きの顔」も意外と難しいね・・・。
絶対、左右の目のバランスが変なんだ・・・。orz

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ルーゼン

もくもくと原稿を描いてますが、すぐ眠くなるので
あまり進んでません。
昨日からベタに入ったとこです。今回は黒髪長髪のキャラが出るので
たくさんツヤベタを入れなければなりません。
長く使いすぎて、毛先が曲がっていたので、ツヤベタ用の筆ペンを
新しく買いました。キャップが改良されて、フタの開け閉めが
楽になっていました。

表紙は透明水彩で着色する予定です。
その頃、水張りや着彩の解説をしたいと思います。

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2本目の漫画のペン入れをしています。
先月描いていた1本目は、太い線はGペン、細い線は丸ペンと
使い分けていたのですが、今回は細かい絵が多くて、
またほとんどの線を丸ペンのみでなぞっています。
私にはやっぱり、ゼブラのAタイプ丸ペンが合ってるのかもしれない。

よっぽど太い線はGペンでなぞりますが・・・
前回は、線の太い細いで、ペンを使い分けないといけない気がして、
無理矢理Gペンを使ったら、1ページまるごと気に入らなくなって
描き直したりしてました。
同人誌サイズでGペンを使うのって、私にはやっぱり難しいかも。

以前ゼブラのEタイプ丸ペンを、太いとよく知らないころに箱買いしたのが
たくさん残ってるんですが、Gペンのかわりに使えるんじゃないかと
思えるくらい太かった(かな? よく覚えてないや)。
強弱のつけ方がうまくコントロールできなくて、あれは苦手なんですが
練習しだいでどーにかなるんでしょうね。
でもやらない。めんどくさいからねっ。

丸ペンのペン軸、なんであんな短いのが主流なんでしょう。
握りしめて描いてると結構疲れませんか。
長いペン軸で丸ペンと他のペン共用っていうのもあるけど、なんかぐらぐら
するので使えなかったわあ。
ついでに言うと、ペン先のメーカーによって太さが微妙に違うのか、
それぞれ専用の丸ペン軸を買わなきゃならないってのもどうなのよ・・・。
うちには、Nikko(今は亡き?)用とゼブラ用のが2本あるよう。

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創作まんがは最初の「つかみ」が大事だと
よく言われます。
買う側の方には、最初のつかみが無い本は買う気になれない
という人もいます。
大きな即売会だと、全部のスペースを回ってくれる方は忙しく、
ぱっと見て気に入ってもらえないと、まず読んではもらえないので
そこに気を遣わないと、売って行くのには厳しいでしょう。
(つかみ以前に、表紙やPOPも工夫しなければいけないという、
凝り出したらとことん頭を使わないといけない奥深さがあって
同人誌即売会で売るのは楽しいのですが)

私にとって一番悩みどころは、読み切り(あまり描いていませんが)や、
続き物の1話冒頭をどうするか。
次に難しいのは、2話の内容ではないでしょうか。
1話より2話が難しいと思うのは、そこで作品の方向性が
定まってしまうような気がするからです。
1話って登場人物と舞台の説明で終わってしまうことが多く、作者も読者も
まだ手探りという感じですので、ようやく2話からどうなっていくのかを
判断するというか・・・。
いくら読者の目線で自分の作品を読もうとしても、自分ではわかって
いることが、他人だとどこまで理解してくれているのか、正確には
わかりません。人によって、読み方は全く違いますし・・・。
自分で恥ずかしくなるくらい説明的な方が、わかりやすいんでしょうか。

今描いている、続き物の9話の下描きはだいたい終わったのですが
その冒頭のシーン(9話だけど「つかみ」っていうのかな?)が気に入らず
漠然としか頭にないシーンを無理矢理、描いてみました。
そこだけ絵コンテ無しで、いきなりなんとなくコマ割りをして
記号的に絵を置いて見る。
主人公の人間ばなれしたところを強調するエピソードとして挿入したのだけど
・・・なんか、やっぱりわかりにくいかも・・・。
もう、うなされそうです(笑)

描いている間はもう、自分の描いているもので頭がいっぱいなもんで
朝起きたとき、初めに脳裏に浮かぶのが、前日寝る直前まで描いていた
原稿の絵(それも、かなり正確な)だったりします。
脳に焼き付いてるんですね・・・怖っ。

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可愛い女の子の描き方

・・・を、誰か教えてください!

てな気持ち。今。
自分で自覚するくらい、私の描く女の子って
可愛くない気がします;

周りの人たちの本やペーパーを拝見していると、
「女の子大好き!v(はあと)」っていう女性率が
かなり高いような・・・
(特に創作系に多い?
パロディ描きさんと交流はないけれど、
BLを描いている作家さんって、女の子嫌いっていう人が
多いような印象があるなあ。・・・偏見?)

さすがに「大好き!」という方の描く女の子って
やっぱり愛がこもっていて、描いてる本人が、
そのキャラのことが可愛くて
仕方が無いんだろうなあと思えるときがあります。
きっと私、お話を描くのに精一杯で、
女の子に愛を注ぐ労力が足りてないんだね(汗)

可愛いんだ!!と念をこめながら描いたとしても
可愛く描くテクニックが身に付いていないと
やっぱりイマイチなのかも。
読者様の好むようなツボが、私にはよくわかってないです。orz
特に顔・・・。
目を大きく描いても、なんつーか、平凡な顔立ちで光るものがナイ(笑)。
体型なんかに関しては、つい自分の理想を盛り込んでしまいがちですが。
美脚で、胸は大きめに描くことが多いです。
(胸を大きくすると、つられて肩まで逞しくなり、
なんだかイカツイ女の子になってしまったりするけど)

かといって男キャラ大好き!ってわけでもないとこが・・・。
うおおおおん。(吠え〜)

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漫画も2本目にとりかかると、行程が一巡してしまったので
さほど書く事もないのですが、
どうにか絵コンテが終わりました。
ラストあたりが結構詰め詰めになってしまったので
もう1ページほしかったけど、計算してみると、


<52ページの本の内訳(予定)>

表紙・裏表紙とその裏=4ページ
中表紙       =1
人物紹介      =1
まんがその1    =28
まんがその2    =16
おくづけ      =1
ーーーーーーーーーーーーー
          計51ページ


・・・で、残り1ページしか余裕がありませぬ。
(フリートークみたいなのに1ページ取りたいし)
ゆえに、漫画は16ページで〆。

最初に書いた(先日、東京への新幹線の中で書いた)プロットとは
微妙に違うものになりましたが、比べてみると、
書き直したものの方が内容が詰まっていて、いいみたい。
このシーンに○ページ・・・と、頭の中で目安をつけながら
実際絵コンテにしていくのですが、できてみると全然その通りに
ならない事が多く、いつも自分自身で
「こんな漫画になるんだあ!?」とびっくりしたりします。

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次回以降のあらすじをまとめるのに、妙に時間を食いました。
大まかな話の流れ(「AさんとBさんがあーなって、ラストはこう」
とかいう程度)は決まっているけれど、
細かいあらすじは決まってない事が多いので、
起・承・転・結くらい、転々と「譲れないポイント」と
「選択肢がいくつかある分岐点」を作って、あとはひたすら
脳内シミュレーションが続きます。
あまり長い事、同じキャラクターを使って漫画を描いていると、
登場人物の性格を知り尽くしているだけに、
「こいつはここで絶対こんなことはしない」とか、
自分の思い通りに動いてくれず、逆に扱いづらいことが多い・・・。

話が飛躍しますが、モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズの3作目で、
大学生になったアンが、雑誌に投稿する小説を書く章があります。
アンの書いている物語というのは、「ハーレクインロマンス」のような、
華麗で豪華な女主人公が活躍する、大恋愛大河小説(笑)なのですが、
この中の登場人物が、自分の思うように動いてくれないといって苦悩します。
友人のダイアナにはそれが全く理解できず、
「その人たちに あんたの思うことをやらせたらいいじゃないの」
と言うのですが、アンは
「あたしにはできないのよ」と嘆く。
・・・わかるわあ。すごく・・・

どうにか形にできそうなくらいにはまとまったので、
絵コンテを描き始めました。
あまりにシミュレーションしすぎて、
面白いのかどうか、すでに自分ではわからなくなってきてますが(汗)
違うお話にはできそうにないので、描き進めてみます。

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清く正しい(?)漫画の描き方以外に、
そんな事していいの?というような裏技を
使う話を時々耳にします。
そういうテクニック(と呼べるに至ってないものが多いけど)って
たいていは「使えない」ものが多かったりします。

その1
グレーのマーカーで陰を入れる

これは私が漫画の初心者だった、1989年頃に発行されて
ベストセラーになった(と思う)
「マンガ基礎テクニック講座(デザインの現場臨時増刊号)」
という本に載っていたものです。
「いづみや(現Tools)スピードライマーカー」のクールグレーと
「ヌーベルデザインマーカー」のグレーを使った作例が載っていて、
「トーンよりやわらかい演出ができる」とあって、当時仲間内では
こぞって取り入れていたテクだったのですが・・・
オフセット印刷でこれをやっても、さっぱり印刷には出ません。
商業印刷とかデジタルコピー向けのテクニックだったんでしょうか。
少なくとも同人誌印刷所では、絶対に嫌がられる技法だと思うので
やめましょう。

昔、別のサークルで出していた会誌に、茶色のペンで陰を入れた原稿を
貰ったことがありました。
(こういう原稿、中高生とかの初心者に結構ありがちです)
どうにか印刷には出ていましたが、かなりかすれていて
非常に雑な原稿に見える(&印刷所の人が迷惑する)ので、
やめといた方がいいです。


その2
鉛筆描きイラストの上にトーンを貼って、「カケアミ効果」を狙う

友人が、締め切りぎりぎりになって、フリートークのページに載せる
イラストを描かねばならず、しかしペン入れしている暇はないし・・・と
印刷所のマニュアルにあった注意書きの
「消しゴムはしっかりかけましょう。特に上からトーンを貼ってしまうと
カケアミ効果の原理で印刷に出てしまいます」
とあったのを逆手にとって(?)、わざと鉛筆イラストの上から
網トーンを貼って印刷に出していました。
なぜそんな回りくどいことをしたのかというと、マニュアルには
「鉛筆では印刷に出ない」と書いてあるので、そのままでは出ないだろう
という理由だったのですが・・・

まあ、確かに印刷には出ていましたが、潰れ気味の、お世辞にも綺麗とは
言いがたい線になっていました。
しかし、今にして思えば、単純に鉛筆描きイラストをコピーしたものを
載せたらよかったんじゃ・・・??
(なぜトーンをかけると「カケアミ効果の原理」になるのかは
私にはわかりません;;)


その3
原稿を裏からあぶる

紙を軽く焦がして、いい感じを狙う、と友人が言っていたのを聞いて
私もやってみたところ、案の定


燃やしました。


絶対マネしないように(笑)
仮にうまく焦げたとしても、たぶん印刷にはでません。


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次の漫画(続き物の9話)を描こうと、おおまかな話の流れを
整理していました。
全部で何話になるのか、正確にはまだわかりません(オイ)。
今度出す本には8話(先日まで描いていた話)と、次の9話を収録する予定。
ですが、後々破綻をきたしそうなので、10話以降の話も細かく
決めたいのですが、まだうまくまとまっていません。
2年前に描いたメモを元に、新たに考え直している所。

で、次に出る新キャラのキャラデザインをしてみました。
以前からしょっちゅう描いていたキャラですが、髪の色や
着ている服装の傾向をちょっと変えたので、慣らしのためにも・・・

キャラデザイン

洋服のディティールは、細かければ細かいほど、トーン処理に頼らなくても
描き込んでる画面に見えますが、
一点もののイラストならともかく、連続して何コマも描かなきゃならない
漫画上ではそれにも限度があるので、どこまで描くのかも
なんとなく考えておきます。
・・・てゆーか、私の根性と技量では、この絵くらいのが限界でしょう。
すごいアップとかならもっと描き込まないとダメでしょうが・・・。

しかし、パソコンで塗ったせいか、これ描いただけで
頭がずっしり重くなったんですけど・・・
こんなん漫画に出せるんかい!?

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性別:
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職業:
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趣味:
お絵描き
自己紹介:
創作まんが個人サークル
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主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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