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自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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ずっとやりたかった
「脇役への愛を語るコーナー」へ何名か追加しました。
「吉乃塚」4巻が中心です。
本編を未読の方にはネタバレが含まれますのでご注意ください。

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「ノーザンヒルドの人狼」を読んで下さった方は
ひょっとしたら不思議に思われたかもしれませんが、
あの漫画の登場人物たちの中で、年齢が明らかになっているのは
人間のジェシカ(38歳)とエリー(11歳)くらいで、
メインキャラの人狼(葵、標、甲斐)の年齢は
明記していません。
(ペーパーや雑談ページに書いたかもしれませんが、記憶あいまい)

あれを描き始めた1998〜9年頃(原案はもっと前)には
はっきりとした年齢は決まってなくて、「若く見えるけれど
外見より実際は歳をとっている」という設定になっているだけでした。
それがあるとき、不思議な夢を見ました。

私があるビデオの撮影現場になぜか居合わせ、ヒマだったので
そのスタジオにあった引き出しを開けると、中には
「甲斐の生年月日 S19.4.2.」
と書かれたメモが入っていました。

……という、
たったそれだけの夢だったのですが、目が覚めた後も
その日付だけははっきり覚えていて、
「これは甲斐からの何か意味のあるお告げか?」と思った私は
それを元に葵、標の生年月日と、彼らの過去に起こったエピソードの
おおまかな年も割り出す事ができました。

もちろん、自分である程度都合のいいように操作はしましたが、
生年月日をきちんと考えてみると、思っていたほど標は歳をとってなかったり
逆に葵が微妙な歳だったりすることがわかって
なんとなく公表しづらくなってしまったので、漫画の中では
あまり年齢については語っていないのです。
というか、それを考えたのが2000年頃で、それからもうすでに
7年が経とうとしていますので、それよりさらに7歳プラスせねば
ならないのですが、そこは2000年頃の設定から進んでいないということで
甘えさせて(?)もらっています。

ちなみに、一応忘れないよう書いておくと、
甲斐 昭和19年4月2日生まれ(56歳。見た目は40台後半)
葵  昭和39年1月9日生まれ(35歳。見た目は20台後半)
標  昭和56年9月13日生まれ(19歳。見た目も同じくらい)

つい若く描いてしまいがちだけども、葵が本当は35歳っていうのが……
微妙にリアルな年齢で、それこそ作者的にも夢が壊れそうっていうか。
何が問題かというと、そんな歳にしては非常に大人げないってとこが
一番ショックかも;;
(甲斐はいいんだ、大人げなかろーがどーだって。ああいう人だから)

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甲斐
(クリックで全体像)

時々いただく感想の中に、「〜が好きです」と
お気に入りキャラを教えて下さる方がいます。
そうやってアプローチして下さる方のほとんどが
「実は甲斐が好きだったりします」とおっしゃいます。
意外にも、メインキャラの中で一番人気があるのは甲斐なんです。
(皆さん「実は……」というニュアンスなのが面白い)
その次が標、その次が葵……かな?

「ノーザンヒルドの人狼」は、1〜2巻は標を中心に
3巻からは葵を中心とした物語になっています。
甲斐はあくまでも脇役で、今後も彼の目線で進んで行く話は
描かないつもりなのですが、憎めない性格と愛想の良さで
好かれているのでは?と思います。
嬉しいです。

1巻に収録した「楽園追放」という短編に出てくる、
P・P(プリティ・プリティ)という、「甲斐の連れ込んだ女」は、
当時おつきあいのあった知人が甲斐のファンだったので、
彼女をモデルにキャラを作って描いたものですが、出来上がってみると
最初から最後までずっと裸で葵に暴言を吐いてる強烈な女になってしまい
迷惑だったかも……(爆)

甲斐さえいればどんな難局も困難も怖くない。
息のつまるような暗い話をも、救いのある明るい雰囲気に変える事の出来る
頼もしい登場人物です。
だから、彼の登場回の6話には「救世主登場!」という
タイトルをつけたのです。

今描いている漫画の下描きが出来たら、また息抜きに
WEB用の漫画を描きたいと思っているのですが、サイトだけのお客様には
よくわからないであろう甲斐のキャラクターを伝えるための漫画に
したいなあ。

ついでですが、私のお気に入りキャラは、1巻の番外編に
2ページだけ出てくる、超脇役の「花屋の女の子」です。
4巻にもちらっと出す予定。
名前はアンナといいますが、作中で名乗れる機会はなさそう。
今度描くつもりのWEB漫画にも出てもらおうと思っています。

花屋の娘
(クリックで全体像)

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はばたき

(スケッチブックに下描き後、Hi-Tec-C 0.4にてペン入れ。CG着彩。
時間切れで背景入れられず・・・)


ふたたび登場人物のこと。
ブログのトップのイラスト、左のオオカミがこの人。
もう一人の主人公、「葵(アオイ)」といいます。

なんのヒネリもない顔、と言ったらミもフタもありませんが
あまりクセのない顔立ちなので、私の漫画のキャラの中では
比較的露出しやすいというか、サークルカットだとか
ちょっとしたイラストなんかには描きやすい人です。
女性だったら、こういうのを看板娘というのだろうか?(笑)
(男です)

いまほど世間で白い髪(銀髪)が流行ってない頃から、私は
「金髪より白髪(銀髪)派」だったもので、こういうキャラクターを
描いていました。
髪が白いのに眉や睫毛が黒いのは許せないので、葵の睫毛はいつも白ヌキ。
そうやって描いたカラーイラストを見て、「ここは黒い方がいい」と
仰る方もいらっしゃったんですが、ごめんなさい、そこだけはどうしても
曲げられ(?)ませんでした・・・。不器用な頑固者です。
あまりリアルっぽく描くと気色悪いので、ほどほどにしてますが・・・。

めかさざえは白い睫毛萌えです。
睫毛が長くて白っぽかったら、ラクダでもワラビーでもOKです!
(なんの宣言だよ)


葵の目
(原稿より。葵の目のアップ。
いつもはこんなに描き込みません)

この人の髪と睫毛は、私の漫画の中でのオアシス。
描いていて癒されます。
十年以上描いていてもまだ飽きません。
そのために確保している、ゼブラの丸ペンAタイプ(細い線用)が
生産中止になったらどうしよう。

以下はキャラの設定です。

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060724標

あまりにラフな絵で申し訳ないです。
登場人物のことも少し触れておきたいと思います。
ブログのトップのイラスト、右の人物です。
今描いている漫画の主人公の一人、「標(ヒョウ)」
といいます。

1枚絵になるとどうしても同じ、無表情になってしまうの
ですが、作中ではくだけた顔にもなります。

ぬれねずみ

あらすじはシリアスだけど、コミカルな場面もかなりあるのです。

1999〜2000年に描いたときには、デザインがまだ試行錯誤中
だったので、今と全然違う顔をしています。この顔に落ち着いたのは
2〜3年の間でしょうか。
なんというか・・・怖いけれど可愛気のある、オオカミとか
ハスキー犬みたいな人を目標にしました。(どんな人だよ;)
もっとクセの無い顔にしておけば描きやすいのだけど、もう一人の
登場人物の「葵」というキャラとは顔立ちで差をつけたかったのと、
自分で描いてて退屈しない絵にしたかったので、あえて描きにくい
この顔になりました。
鼻が一番苦労するパーツです。手近にあった、アイザック・ニュートンの
肖像画を参考にさせてもらいました。(今見たら全然違うけど;)
髪は短いのが基本ですが、長く伸びてる場面もあります。

以下はキャラの設定です。

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プロフィール
HN:
めかさざえ
HP:
性別:
女性
職業:
主婦
趣味:
お絵描き
自己紹介:
創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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