忍者ブログ
自作の漫画や絵のプロセスなどを。
[46] [45] [44] [43] [42] [41] [40] [39] [38] [37] [36]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

同人誌とあまり関係ない話で恐縮です。

過去に読んだ小説や漫画の、共感し、心に残った台詞を
勝手に解釈して、今の私の創作活動におけるモットー(?)に
しているものがいくつかあります。

<その1>
「おまえさん、あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、
ほんとの自由はえられないんだぜ」


    トーベ・ヤンソン作「春のしらべ」
   (「ムーミン谷の仲間たち」に収録)より
    スナフキンの台詞


自分を盲目的に慕う「はい虫」に対して、スナフキンが言った言葉。

昔は盲目的に好きな描き手さんがいたけど、創作を初めてからは
それにとらわれていると、自分の作品って描けなくなる気がして、
今はあまり誰かの描いたものには、のめりこまないようになったなあ。
絵を真似したり、模写することで上達すると聞いても、
そこまで好きな、目標にしたい人や作品がありませんです。
(これは、不幸なことかもしれないけれど)



<その2>
「とにかく好きにやりなさい。でもね、楽しくやめようね」

    いがらしみきお作「ぼのぼの」4巻
    フェネギー(フェネックギツネ)のお父さんの台詞


漫画でこの台詞を読んだときからずっと、忘れられない言葉です。
かつては息子と同じように、踊りが好きで好きで、「踊りおどり」を
していたお父さん。踊りを辞めた理由がジョークを交えながら
語られるのですが、なぜ辞めたのかという息子の問いに

「なってもなってもなりきれないからあ」とか

「シッポと頭がくっついてるヘビをつかむようなもんでね
いくらたぐっても もとにもどっちゃうんだねえ」


・・・って、何かを描かずにおれない身には、こたえましたね。
うまく説明できないけど、今となっては何となくわかるというか・・・
私はまだ「なってもなりきれない」とこまでは達してませんけど。

でも、一番大事なのは、好きだったら続けなさい、でも
辞める時には楽しく辞めなさい、って、ホントに胸にしみる。
私も最後にはそうしたいです。

その後のシーンで、フェネギーがお父さんに
「お父さんは楽しくやめたのかなァ?」と問うと、父親は、
「楽しくやめたんだよ・・・(中略)
でもまだやってるんだよ〜」
と答えます。

私もきっと、辞めてもそうなるだろうけどね(笑)
楽しく辞めたからこそ、まだやってるんだろうけど。
嫌気がさして辞めちゃって、もう二度と絵なんか描きたくないって
辞め方だけはしたくありません。


何が言いたいんだろうね・・・今回の記事・・・。
また何か思い出したら書きまする。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL 
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
WEB拍手ボタン
書店委託中の作品

「イーヴル・テイル」販売中です!
管理人関連リンク

猫漫画「どうぶつだって生きものさ。」
iPhone用漫画アプリにて配信中です。
森へおつかい
吉乃塚の人狼5巻サンプル
双子の赤ん坊
癒しの森
叶わぬ夢
カウンタ
カレンダー
03 2024/04 05
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
めかさざえ
HP:
性別:
女性
職業:
主婦
趣味:
お絵描き
自己紹介:
創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
相互リンク
最新コメント
QRコード
 
忍者ブログ   [PR]

素材提供 始まりはいつも空