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自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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表紙用イラストの下描きのラフスケッチ(下描きの下描きみたいなの)
を描いています。
今週中に色塗りまで仕上げないといけないので、気持ちは焦っていますが
やっぱりさぼってばかりいます。
歳をとると、集中力がなくなるのでダメですよ。orz とほほ。

表紙、裏表紙を別々に描くつもりでしたが、時間も案もないので
1枚の絵にすることになりました。

本文のページ数と、本文用紙を何にするかで、背表紙の幅が
変わってきます。
まずそれを計算し、表紙+背表紙+裏表紙の寸法を割り出して
正確に枠を作って、その中に収まるように絵を描いて行きます。
多少、縮小したほうが綺麗に見えるので、原寸より少し大きめに
なるようにしています。
(用意している水彩紙が、ぎりぎりのサイズしかないので
1.1倍くらいにしかできませんでしたが)

表紙の人物、背景、裏表紙の人物を、
それぞれ別紙に下描きをし、後で1枚にトレスして
下描きの完成です。
(その後、さらに水彩紙にトレスし、ペン入れをします)

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アルシュ(極細)

アルシュ

<拡大図>

アルシュ拡大


売られている状態
   スケブが中心。バラ売りもあるらしい。
紙の色
   白
紙肌
   非常になめらか。       
厚み
   いろいろあるらしい。スケブはやや厚め。
ぼかし・にじみ
   目が細かいためか、少しずつ、よく水をなじませてからでないと
   色が広がらない。広範囲のぼかしやグラデは慣れないと難しいと思う。
長所
   マニアックで申し訳ないけど、紙肌の手触りのよさが感動的(笑)。
   描き味、発色もよい。色鉛筆なんかには非常に向いていそう。
短所
   高価。画材屋さん曰く「極細」は、よほど細かい絵を描く人以外、
   あまり需要のない紙とか。もう少し目の粗い「細目」か「荒目」が
   実用的かと思う。どうでもいいけど少々臭い。
   あと、紙の刻印がもう少し端の方にあればと思う。



私の使った範囲では、だいたいこんなものです。
また、良さげな紙があったら使ってみたいと思います。

他にスケッチブックも何種類か持ってるのですが、
マルマンの「ARTIST DRAWING」が、価格の割には
描きやすかったです。
「COTMAN」というのも持ってるのですが、目がとても粗くてゴツゴツしていて、私にはちょっと扱いづらかった。大きい絵向きかも。
水彩より、色鉛筆やパステル画には、紙目が良く出て
ちょうどよいかもしれません。

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木炭紙

木炭紙

(これはアクリル絵の具で描いたもの)

<拡大図>

木炭紙拡大


売られている状態
   A1とかA0とかの大きいサイズから
   B4くらいの大きさにカットしたものも売っている。
   本来は木炭画用。スケブ、ボードは見た事がない。
紙の色
   白
紙肌
   全体に細いストライプ(ボーダー)状の浅い溝があり、
   約2.5センチ間隔で、90度に交わる溝が入っている。       
厚み
   やや薄い。
ぼかし・にじみ
   きれいにぼかせる。上の画像ではわかりにくいが、
   透明水彩で水分を多く含ませると、色を塗った範囲の周辺に
   色が溜まり、縁取ったように周囲が濃くなる。
長所
   もともとは水彩向きではないのかも知れないが、意外と使える。
   ストライプ状の紙肌がかわいい。
短所
   薄いので、水張りをしないと、波打ってかなり大変だと思う。
   色を塗った範囲が縁取ったように濃くなるのとか、
   溝が気になる人には不向き。



ワットマン


ワットマン

<拡大図>

ワットマン拡大


売られている状態
   スケッチブックが中心。
紙の色
   白
紙肌
   やや粗い
厚み
   やや厚い
ぼかし・にじみ
   描きやすい
長所
   水を良く吸収し、紙肌もさほどゴツゴツしていないので描きやすい。
   透明水彩と、特にアクリルガッシュとの相性がよかった。
短所
   乾くと、思っているより明るい、というか白っぽい色になる。
   思い切って濃いめの色を載せないと、ぼんやりした絵になりそう。
   そういう味を出したいのなら問題ない。

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私が使った事のある範囲でですが、
水彩紙について書きたいと思います。

私のイラストは主に、
・透明水彩で着色。
・ぼかし・グラデーションを多用
・直接飾る、またはスキャナで取り込んでWeb上で発表。
 本の表紙にする際は、PCに取り込んでデータ化して入稿   …です。
以上の条件に近い方には参考になるかと思いますが、どうでしょう;



ワトソン

ワトソン

<拡大図>

ワトソン拡大

売られている状態 
   A1とかA0とかの大きいサイズから
   B4くらいの大きさにカットしたものも売っている。
   スケッチブックもある。
紙の色
   淡いクリーム色
紙肌
   少々ざらついている
厚み
   やや厚め    
ぼかし・にじみ
   非常に適している。
長所
   よく水を吸い、絵の具の伸びがよい。水彩画ならではの雰囲気の
   絵になる。
   発色は落ち着いた感じ。価格も手頃。初心者にもおすすめ。
短所
   もともと紙に色がついているので、好みの別れるところかと思う。
   オフセット印刷では余白が白でないと、色が再現しにくいかも
   しれない。
   あまり厚塗りをすると、風合いが損なわれる。

※真っ白い色の「ホワイトワトソン」という紙もある。
ただし、使い心地は全く同じではなく、ぼかしが難しいと思った。
慣れが必要。



キャンソン

キャンソン

<拡大図>

キャンソン拡大


売られている状態 
   ワトソンと同じで、A1とかA0とかの大きいサイズから
   B4くらいの大きさにカットしたもの、スケッチブックなど多様。
   (モンバルキャンソン、キャンソンミタント等、いろいろなタイプが
    あるようですが、ここではひとくくりにしました)
紙の色
   純白
紙肌
   かなりハッキリした凸凹がある。       
厚み
   薄い〜厚めの中間くらい(いろいろあるのかも)       
ぼかし・にじみ
   非常に適している。  
長所
   とても発色がよく、カラーインクなどの、鮮やかな色を重視する
   人向け。絵の具の伸びも良いので描きやすい。
短所
   やや高価。大きいサイズだと描くのに躊躇する。
   表面の凹凸が嫌いな人にはおすすめできない。
   これを直接、カラーコピーにかける場合などは、淡めにとるなど
   注意が必要だと思う。(人物画のお肌が荒れる)



今日はここまでにしておきます。

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当面、原稿に動きがなくてネタがなさそうなので
水彩画の道具のことをちょっと書いておこうと思います。


水彩画道具

●画像左上から、

<道具入れ  絵の具  水入れ  水貼りテープ
 ぞうきん パレット>


絵の具はホルベイン透明水彩を使っています。セットではなくて
スクールに通っていたときに買うように言われた色 プラス、
自分の好みの、使いたい色をバラで買っています。
透明水彩は、パレットにひねり出しておいて、水ですこしずつ
溶きながら使って行きます。基本的にパレットは洗いません。
色を混ぜるところを、使う前に濡れたティッシュで拭くくらいです。
だから、よく似た色(赤や緑など)は、どれが何と言う色なのか
わからなくなってるものもあります。

いちばん良く使うのは、たぶんミネラルバイオレットと
ニュートラルチントという色で、あらゆる陰の部分に使う、
透明度の高い紫と濃いグレーです。
白は紙の色を最後まで残すので、透明水彩に白色は普通ありません。
漫画的イラストには、効果として必要なので、ホワイト(ドクターマーチンの
ブリードプルーフホワイト)を使用しています。

水入れは、中学に入った時に買った、写生用のもの。
汚いね・・・。
ぞうきんもいいかげん汚いね。
筆の水を吸わせるのに、この上にティッシュを何枚か敷いて使います。

水貼りテープは、紙が水を吸って波打つのを防ぐために
板に水貼りするときに、紙の四辺を固定するテープです。
切手のように、水で濡らして貼付けます。
(水貼りについては後日くわしく書く予定です)


水彩画の筆

筆は、いろいろ持っていますが(何やら油絵用のも混じってますが;)
実際使うのは、上から4本目くらいのみです。
いちばん上の「削用 中」という筆が、私にとっては無くてはならない筆で
ほとんどこれのみで描くこともあります。
写真では乾いていて、毛先がぼさーと広がってますが、濡らすと綺麗に
先の尖った形にまとまります。
建築パースを習いに行ったとき、講師にすすめられたもので
確か3800円くらいしたのですが、十分値段に見合ったものでした。


おまけ。

ミイラふでばこ

デッサン用鉛筆の入ってる、ミイラふでばこ。
友達のアメリカ(メトロポリタン美術館)土産で、
値段は10ドルだそうです。(値札はがせよ・笑)
これを使っていると「渋っ!!」と驚かれます。
ちなみに大英博物館にも同じ形のものがありましたが、模様は違ってました。
たぶん世界中のミイラのある博物館で売られていて、そこに収蔵
されているのと同じ模様が描かれているのかと想像しています。
(いや、単に適当な模様なのかも・・・)


続きはまた今度、表紙イラストを描く時にやりますね。

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ぬりえ

ここに貼ったら、サイトまでは見てくれないかもと思いつつ。

本家サイトの新しいトップ絵できました。
かなり漫画らしい(?)イラストですね。「ぬりえ」みたい。
けど海って、塗るの難しー!
なんだよこのテキトーな水面は・・・;;
写真見ながら描いたとは思えません;


自己流だし、何も特別なことはしてないと思うので
語ることもないのですが、一応。

Photoshop Elememts 3.0にて着彩。
肌に3枚、髪に2枚、波に2枚、それぞれレイヤー使用。
いつになく4人と、登場人物が多かったのですが、
人数が増えると手間もかかるのですね(当たり前か)。
肌とか全員、色違うし。

髪の毛のツヤを描くのに、指先ツールを使います。
これでならして、髪や毛皮の光沢を描いたり、
はみ出しや塗り残しの修正もしています。

・・・これ以上ナニを語ってよいかわかりません(笑)
技術はこれといってありませんです。ホントに単なるぬりえ・・・

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トップイラスト一部

昨日の遅れを取り戻そうと、今日はできるだけ
ペン入れを進めたので、夜にはフラフラになりました;
一応、主なところは最後までなぞりました。
まだ真っ白ですが。

それと、本家サイトのトップイラストもそろそろ
描き換えないとと思って、合間に描いてました。
(上の画像はその一部分)
漫画の息抜きにイラストを描く奴・・・(笑)
以前、漫画の息抜きに別の漫画描いてたこともあります。

主線は紙に描いてペン入れしたあと、
パソコンに取り込んで、フォトショップで色塗りしていきます。
CGについては、たくさん良い解説サイトがあると思うので
詳しくは語らないでおきますね。

できたらまたアップします。

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自己紹介:
創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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