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自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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新年あけましておめでとうございます。
今年も「めか絵帳」をよろしくお願いいたします。

今まで私は、絵の練習は主に「漫画を描くため」のものを
中心にやってきました。
人物を思った通りのアングルで描けるようにとか、
ここはどこかを伝えるために背景を描けるようにとか、
もっとわかりやすい例ではペンタッチや効果線の練習をするとか……。

でも、一枚もののイラストについては、あまりしっかりした
目標とかはなくて、「こういうのが描きたい!」という意欲もあまりない。
あくまで描きたいのは長編のストーリー漫画なので、
たった1枚で表現しなければいけないイラストの世界には、
描きたい事が収まりきらないんですねえ……。
最近はイラストの載っている雑誌も買っていないし、
他の人の描いたものをじっくり鑑賞する機会もなくて、
余計に意欲も刺激されないみたいです。

私はやっぱり、デジタルイラストより、アナログイラストの練習がしたい。
(この間、本の表紙を描いた時、さんざん失敗したので自信を喪失中)
いろいろと参考書を探すのですが、漫画絵のイラストとなると、結局のところ
描き手の個性が重要ですので、そのものズバリな「イラストの描き方」的な
参考書って、あまり役に立たない気がして、どうも手が出ません。
私にとって一番描きやすいのは透明水彩ですが、その参考書ではやはり
「水彩画プロの裏ワザ」(奥津国道/講談社)が好きです。
PART1〜2が出ていて、各2100円です。

水彩画プロの裏ワザ1 水彩画プロの裏ワザ2

ベストセラーなのでいまさら紹介するのも気がひけるのですが
風景画を中心に、透明水彩(著者はスケッチがメインなので
固形の絵の具を使っておられますが、普通の透明水彩に十分応用可能)の
テクニックが解説されています。
人物が中心のイラストでも、背景が描けた方が描いていて楽しいし、
キャラクターの塗りにも応用できることがたくさんあると思います。

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Halloween

(紙原稿をスキャナで取り込み後、
Photoshop Elements 3.0にて着彩)

1995年に描いたハロウィン向けの白黒イラストが
あったので、時期も近いし色を塗ってみました。
11年もの時間を越えた自分とのコラボ……!(笑)
えらく絵柄が違う気がしますが、これは当時入っていた
サークルの会誌の編集を私がやっていたためで、
原稿を下さる会員が少なかったので、
バリエーションの少ない中で、画風を苦労して変えながら
ひとりで何枚も原稿を描いていたせいです。
(この号は特に少なかった)

期間限定で、本家サイトのトップに置いておきます。

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入稿も終わり、次の原稿に取りかかるまで
しばし解放された気分で、水彩の練習をかねて
カラーのラクガキなぞやってみようと思い
また描きはじめています。

もう、天才ちゃうか!?と思うくらい
カンペキな仕上がりですよ!


・・・水張りが。

まあ、テープを貼り終えた後、多少紙がたわんでようが
ドライヤーで乾かしたらピンと張るんですが。
やっぱ私、ちょっとした紙フェチかも。
パネルに水張りした紙面を見て、絵も描かずに満足できてしまう。

トレス無しに、本番の紙に下描きするのは緊張します。
こういう下描きのときには、普通の消しゴムより、練り消しの方が
紙を傷めなくてよいですね。

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何度も失敗したけど、どうにか色塗りを終えました。
人物の一人の来ている服を、淡いピンクに塗ろうと決めて
塗った後、離れたところから見たら、裸にしか見えませんでした;。
慌ててオレンジ色に変更。
これは裏表紙だったんですが、
本の表紙になったら、離れて見られることを考えなきゃいかんですね。

それにしても、時間かかりすぎ。色塗りだけで4〜5日もかかってるし。
もっと練習せんといかんです。
水彩画のテク本を見ながらしみじみ思いました。
今回は背景はほとんど白い絵なので、
いつか、細かく背景を描いた絵を描こう。
街並、石畳の風景が好きなので、描いてみたいです。

そういえば、確か去年、次に出す本の表紙は
アクリルガッシュで描こうと決めてたなー。すっかり忘れてた(笑)
新しい画材を買った時は、嬉しくて「これをマスターするぞ!」
とかいう意欲まんまんなんだけど、結局いつも
描き慣れた画材に落ち着いちゃうんですよね。
お金があった時期に買ったリキテックスとアクリルガッシュ、
本当にもったいない。
いや、もう使わないというわけじゃないんですが。

で、このあとデジタル処理をして入稿です。
ここから先はいつも夫に頼んでやってもらっています。
デジタル入稿をするわけは、タイトルの文字入れを
印刷所に頼むと高い(5000円くらい追加になる)し、
何より指定が難しいので。
昔は手描きでタイトル描く以外は、写植を頼むしかなく、
気合いの入った本は、数千円払ってタイトル文字入れ
してもらってましたが、
今はパソコンで、自分で好きなようにデザインできるようになって
便利ですね(自分でできるわけじゃないので、こんなこと言うと
怒られそうです;)

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表紙イラストは今のところ順調です!(今のところて・・・)

先日、画材の買い出しに行った時、カラーイラストの主線のペン入れ用
耐水性インクが無くなりかけてたので、新しく買いました。
いままでホルベインのカラーインクの黒を使ってたのですが、
瓶の口がとても小さく、残り少なくなると底までペンを突っ込まなくては
いけなくて、(キャップについてるスポイトで
皿に出したり、エアブラシに移して使うのが本来の使い方なのか?)

ペン軸が汚れる
 →手が汚れる
  →紙を汚さないか気になる
   →ストレスたまる        という悪循環がおこりがちでした。

ホルベインのスペシャルブラック(不透明)と普通(透明)のブラックで
悩んだのですが、結局買ったのは、上記の理由で瓶の口の広い、
アイシーのコミックスーパーブラックというインクでした。
瓶の口がゴム製で意外です。描き心地はさらさらで使いよかったです。

ICインク


でも本当は、透明水彩の絵の主線はペン入れしたくないのが本音です;
なんか私の画風(?)に合ってない気が・・・
ペン入れした絵はカラーインクやCG着彩向きのように思えます。

黒じゃなくて、淡いグレーのインクとかにすりゃよかったかな?
でも、いまのところ、耐水性インクのグレーって
ホルベインとウインザー&ニュートン以外、入手しにくいかも。
(確かどっちのグレーも色が濃かった気がする)

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●紙を裏表両面からたっぷりの水で濡らして、水分をしっかり含ませます。
しばらく置いて、完全に紙が水を吸って、伸びるのを待ちましょう。

●その間に、水張りテープを紙の四辺の長さより少し長いくらいのを、
4本ちぎっておきます。

●紙が水をよく吸ったら、パネルに載せて(当然、表を上に)
なるべく表面を傷めないよう、そっと伸ばして
たわみのないようにします。

●テープを水で濡らします。
画像参照。

水張りテープの濡らし方


●紙の端とテープがある程度(最低1センチくらいは)重なるよう、
パネルに貼付けてよく押さえ、固定します。
4辺とも貼付けて完成です。

●あとは紙の乾燥を待ちます。
自然乾燥だと半日くらいかかりますが、私はドライヤーで乾かします。
紙が乾くまでは、下絵を描いたり、色を塗り始めたりしない方がよいです。
多少紙がたわんでしまっても、乾くとピンと張った状態になります。

以上で水張りは終わりです。
絵が完成したら、紙が完全に乾燥するのを待ってから
カッターで切り離しましょう。

私は、絵を板からはがす瞬間がいつもとても楽しいのです。
はがした後、テープが板について残っているのを、
ピリピリはがすのも好きです。
残ったテープが気になる方は、水でふやかしてから、
へらなどでこそげ落として下さい。

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水張り(水貼り)については、いろんな方が書かれているので
あまり詳しく書く事もないかも、という気がしてきました。
が、まあ、書くと言った手前、一応書いておきます(消極的か?)

<オススメな点>
・描いているうちに、紙が波打ってくるのを防げる。
・市販のイラストボードと違い、好きな紙の種類やサイズで描く事ができ、
 水張りの前なら下描きにトレスが使える。
・強く丸まった紙が元の状態に戻せる。
 
     ・・・とかかなあ。

<注意点>
・紙の四方を固定する水張りテープは、はがすことができないので
 周囲の何センチかは余白として開けておく必要がある。
・紙を貼付ける木製パネルが必要。(専用のものが望ましいが
 普通のベニヤ板などでも可能。重いけど)


用意するもの
・木製パネル
 いろんなサイズがあります。いちばんよく描くサイズを選んでください。
 大きいパネル全体に紙を貼って、ちょこちょこ、ラクガキのように
 小さくいろんな絵を描くのも楽しいです。

 専用のものは、軽く、反ったりしないように裏に添え木がついています。
 薄いベニヤ板等でも代用できますが、描いているうちに反ってきて
 元も子もなくなる場合もあるのでご注意を。

・はけ、スポンジ等
 紙に水を含ませるのに使います。
 なければお風呂のシャワーでも。

・水入れ
 きれいな水を用意。

・水張りテープ
 画材店で入手。一巻き300円くらい。
 濃いグリーンのとか、いろんな色のも売っています。
 私は白が無難だと思うのですが、どうなのでしょう。お好みで。


はじめる前に
・下描きをトレス台で写す場合は、水張りの前に。
 下絵を描いた後でも水張りはできます。
 鉛筆描きの線は多少、薄くなります。
 ペン入れする場合は必ず耐水性インク(水に滲まないインク)で。

続きま〜す(おい!!)

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案の定というか、予想外というか
表紙の色塗りに2回も失敗しました。

・・・OTL もういやっ!!

 1枚目、アルシュ極細
 筆の跡が残りすぎて、第一段階の肌塗りで挫折。
 (顔の範囲がうまくぼかせないくらいだから、
 背景を塗れる自信が無く・・・)
    ↓
 トレスからやりなおし。
 もちろん水張りも。
    ↓
 2枚目、キャンソンミタント
 3分の1くらいまでは順調だったが、背景のぼかしに失敗。

たった一年半、水彩画を描かなかっただけで(だけ!?)
こうまで勘が鈍るとは・・・。

残ってるのがもう、ワトソンと木炭紙しかなくて
今回は余白が真っ白い紙に描きたいので、
淡いクリーム色のワトソンはやめておこうと思います。

明日、画材の買い出しに行ってきます。
うえ〜ん・°・(ノД`)・°
ついでにカラーインク(主線用)も新しく買うんだ。

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画面に色を塗り始める前に、
全体の色を決めます。
漠然と「寒色系にしよう」「髪は赤にしてみよう」とか
頭の中でイメージはできていると思うのですが、
具体的にどういう色をどのへんに配置するのか決めてから
塗り始めると失敗が少ないんです。

配色や色彩の学習なんかに使う、
「トーナルカラー」という、いろんな色の入った色紙を使います。
微妙な色がたくさん揃っていて、思ってもいなかった色を見て
新たなイメージが広がったりします。
これを1.5センチ角くらいの大きさに切ったものを用意しておいて、
その中から好きな色をチョイスして、画面に並べてみます。
ここであまりに変だったら、他の色に変えてみて
しっくりくる配色を決めます。
選び出した色紙の切れ端は、画面の余白などに軽く貼っておいて
後で色を調合するときの見本にします。

だいたいの色が決まったら、描こうとしているのと同じ紙の切れ端に
試し塗りをしてから、着彩に入ります。

・・・配色を決めるのは、どうしてもやらなくてはいけないわけじゃ
ないんですが、準備体操みたいなもので
主に気分を盛り上げるためにやってます。
色の試し塗りだけは、絶対やった方がいいですけど。

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表紙原稿の下描きが終わり、
水彩紙へトレス(直接ペン入れ)作業をやりました。
もう、ぐったりです・・・。
終わった後、気が付いたら1時間ばかり気を失ってました(笑)。
そんな込み入った絵じゃないのに。

普段、水彩イラストにはペン入れをしないのですが、
本の表紙イラストなんかは、主線がはっきりしていたほうが
いいと言われ、耐水性のインクでペン入れをしています。
ホルベインのドローイングインク(カラーインク)の、
黒とグレーを使っています。
ただ、カラーインクのせいか、濃度が薄く、
水彩紙にペン入れをすると少し滲みます。
まあ、あまり濃すぎても困るんですけど。
他に耐水性のインクをよく知らないから、これを使ってるのですが
もうなくなりそうなので、他にいいのがあったら替えようかなあ。

小さなかわいい箱に入ってるインク(ウインザー&ニュートン)も、
一応耐水性のはずなのですが、古くなったせいか、これでペン入れしたあと
水で濡らすと色が出るようになってしまった。
そんなことってあるのか・・・。乾燥が足りなかったのか。謎。

一応、水張りまでは終えました。現在乾燥中。
今回は「アルシュ 極細」という紙を使用。うまくいくかなあ。
失敗したら、またトレスからやり直しだよ〜!! =皿=;;

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自己紹介:
創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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