自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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私は創作(オリジナル)まんが描きで、
創作オンリーのイベントしか出ていませんので、
作品の発表の場である、それらの日程は気になります。
(オールジャンルの創作スペースは、私にとって
あまりメリットがないので、もう出たくありません;)
なかでも気になってたのが、関西の創作オンリーイベントの
ひとつである、「そうさく畑」の日程です。
主催が個人から企業に移ってからは、開催がとても不定期なので、
今か今かと開催日が決まるのを待っていました。
今日ようやく日程が公開され、2007.4.1.に決まったとのこと。
・・・丸々1年ぶりですかぃ!!(前回は06.4.2.)
冬あたりにもう1回あるといいなあと夢見てました。^▽^;
今後の参加予定イベント日程を並べてみると、
2006.10.22. 関西コミティア29
2006.11.12. コミティア78
2007.2.4. コミティア79
2007.4.1. そうさく畑61
2007.5.5. コミティア80
2007.5.27. 関西コミティア30
コミティア(東京)は取れるかどうかわからんとしても
後半3つの接近具合は、なかなかぐっときますね!(笑)
これは、4月あたまに(さらに)新刊を出せってことでしょう。
冬の予定は(も)、こつこつ原稿描きで決まり!?
↑絵に描いたモチっていうか、捕らぬ狸の何とやらってやつで
今描いている下描きが思うように進まないので
現実逃避してみましたよ。フフフ。
創作オンリーのイベントしか出ていませんので、
作品の発表の場である、それらの日程は気になります。
(オールジャンルの創作スペースは、私にとって
あまりメリットがないので、もう出たくありません;)
なかでも気になってたのが、関西の創作オンリーイベントの
ひとつである、「そうさく畑」の日程です。
主催が個人から企業に移ってからは、開催がとても不定期なので、
今か今かと開催日が決まるのを待っていました。
今日ようやく日程が公開され、2007.4.1.に決まったとのこと。
・・・丸々1年ぶりですかぃ!!(前回は06.4.2.)
冬あたりにもう1回あるといいなあと夢見てました。^▽^;
今後の参加予定イベント日程を並べてみると、
2006.10.22. 関西コミティア29
2006.11.12. コミティア78
2007.2.4. コミティア79
2007.4.1. そうさく畑61
2007.5.5. コミティア80
2007.5.27. 関西コミティア30
コミティア(東京)は取れるかどうかわからんとしても
後半3つの接近具合は、なかなかぐっときますね!(笑)
これは、4月あたまに(さらに)新刊を出せってことでしょう。
冬の予定は(も)、こつこつ原稿描きで決まり!?
↑絵に描いたモチっていうか、捕らぬ狸の何とやらってやつで
今描いている下描きが思うように進まないので
現実逃避してみましたよ。フフフ。
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動物を描くのが好きで、漫画の中にもよく出します。
「人狼(狼男)もの」を描いてるのも、オオカミが好きだからって
せいもありますね。
よく、「動物が描けない」という話を聞くので、
動物を描くときのポイントを挙げてみました。
(またもや主観です)
基本的には写真や動物図鑑を見て描くのですが、
細かい特徴を見落とすと、違和感のある絵になります。
描く時に特に注意したいのが、前足の関節の曲がる向きが
ひづめのある動物と無い動物では逆だということ。
実はどの動物も、人間と同じように
肩→ひじ→手首→指の関節の順番で同じ向きに曲がるようにできています。
ただし、動物によって関節と関節の間の長さがかなり違うので、
前足の曲がる向きが逆になっているように見えます。
(イヌ、ネコはひじ、ウマなどは手首が前足の中心にきているので、
それぞれ曲がる方向が違う)
昔「シートン動物記」を愛読していましたが、ある挿絵に
オオカミの前足がウマのように曲がった絵がありました。間違いです。
それから目(瞳孔)の形です。
以前、これまたオオカミの絵で、猫のように縦に細い瞳孔を
描いている人がいました。
「猫目」の動物は、小型のネコ科の動物と、
キツネ(イヌ科の動物で唯一?)、
あとは爬虫類の一部くらいではないでしょうか。
反対に横長の瞳孔を持つのは、草食動物に多くて
ウマ、ウシ、シカ、ヒツジ類はたいていそうです。
草食動物の目を描く機会はそうそう無いと思いますが。
「かいけつゾロリ」のアニメに、ヤギの女の子が出て来たとき
顔は人間の美少女的にしてあるけど、瞳孔がさりげなく横長になってて
ニヤニヤしてしまいました。
あと、動物によっては、模様の決まっているものが多くいます。
パンダやシマウマなどは、模様を正確に描かないと似ませんね。
白黒ウシの「ホルスタイン」も、でたらめに黒ぶちがあるのではなく、
鼻とオデコ、四肢としっぽは必ず白いなど、法則がないようで
あるときもあります。(そこまで気にしないでいいと思いますが)
もちろんこれらは、漫画のキャラとしてデフォルメする場合
必ずしも正確に描かなければいけないというわけではありませんが、
極端な話、イヌを「猫目」に描いた場合、最悪、イヌに見えないという
事態もありうると思うのです。
でも、大半の読者様は、こんなことに注意を払わないと思います。
私くらいでしょう。イヌや猫の足跡の、指の数が3本に描かれていると
激しい違和感を感じるようなやつは・・・(本当は4本)
耳や鼻、しっぽ、足などには種によって
共通の形をしたものもあるので、いくつかパターンを覚えると
描くのがだいぶ楽になります。
余談になりますが、ファンタジー物などで、出てくる動物を
創作する場合には、活動する環境に合わせた生き物を作るとよいと思います。
(顔だけ動物、とかの擬人化の場合は関係ありませんが)
たとえば、乗り物にする動物を例にとると、
どういう所を走らせるかによって
足の形を変える必要があるでしょう。
平地を走るのならウマ型のひづめ、
砂漠の場合はラクダかダチョウのような、扁平な足というように。
岩場を自在に跳ね回ったりするには、ヤギやカモシカの足でないと
リアリティがないように思えます。
「もののけ姫」に登場する「ヤックル」は架空の動物だと思うのですが
あの角を見るとウシ科の動物を連想させられます。
険しい岩場でのアクションシーンを考慮して、カモシカ的な動物を想定して
作ったのでしょう(カモシカもウシ科の動物です)。
そうすると「角があり、瞳孔は横長、ひづめとしっぽはウシかシカ型、
食べ物は草で、反芻をする」
・・・というようにある程度の外観と生態が決まって、
描きやすくなったり、設定に幅ができるのではないでしょうか。
くどくど書いてしまいましたが、
動物は好きだけど、「乗り物」「メカ」などはさっぱりダメな私。
どこに注意を払って描いていいのかもわからなくて、
きっととんでもない「バイク」なんかを描いてしまいそうです。
どなたか易しく解説してくれないかしら。
「人狼(狼男)もの」を描いてるのも、オオカミが好きだからって
せいもありますね。
よく、「動物が描けない」という話を聞くので、
動物を描くときのポイントを挙げてみました。
(またもや主観です)
基本的には写真や動物図鑑を見て描くのですが、
細かい特徴を見落とすと、違和感のある絵になります。
描く時に特に注意したいのが、前足の関節の曲がる向きが
ひづめのある動物と無い動物では逆だということ。
実はどの動物も、人間と同じように
肩→ひじ→手首→指の関節の順番で同じ向きに曲がるようにできています。
ただし、動物によって関節と関節の間の長さがかなり違うので、
前足の曲がる向きが逆になっているように見えます。
(イヌ、ネコはひじ、ウマなどは手首が前足の中心にきているので、
それぞれ曲がる方向が違う)
昔「シートン動物記」を愛読していましたが、ある挿絵に
オオカミの前足がウマのように曲がった絵がありました。間違いです。
それから目(瞳孔)の形です。
以前、これまたオオカミの絵で、猫のように縦に細い瞳孔を
描いている人がいました。
「猫目」の動物は、小型のネコ科の動物と、
キツネ(イヌ科の動物で唯一?)、
あとは爬虫類の一部くらいではないでしょうか。
反対に横長の瞳孔を持つのは、草食動物に多くて
ウマ、ウシ、シカ、ヒツジ類はたいていそうです。
草食動物の目を描く機会はそうそう無いと思いますが。
「かいけつゾロリ」のアニメに、ヤギの女の子が出て来たとき
顔は人間の美少女的にしてあるけど、瞳孔がさりげなく横長になってて
ニヤニヤしてしまいました。
あと、動物によっては、模様の決まっているものが多くいます。
パンダやシマウマなどは、模様を正確に描かないと似ませんね。
白黒ウシの「ホルスタイン」も、でたらめに黒ぶちがあるのではなく、
鼻とオデコ、四肢としっぽは必ず白いなど、法則がないようで
あるときもあります。(そこまで気にしないでいいと思いますが)
もちろんこれらは、漫画のキャラとしてデフォルメする場合
必ずしも正確に描かなければいけないというわけではありませんが、
極端な話、イヌを「猫目」に描いた場合、最悪、イヌに見えないという
事態もありうると思うのです。
でも、大半の読者様は、こんなことに注意を払わないと思います。
私くらいでしょう。イヌや猫の足跡の、指の数が3本に描かれていると
激しい違和感を感じるようなやつは・・・(本当は4本)
耳や鼻、しっぽ、足などには種によって
共通の形をしたものもあるので、いくつかパターンを覚えると
描くのがだいぶ楽になります。
余談になりますが、ファンタジー物などで、出てくる動物を
創作する場合には、活動する環境に合わせた生き物を作るとよいと思います。
(顔だけ動物、とかの擬人化の場合は関係ありませんが)
たとえば、乗り物にする動物を例にとると、
どういう所を走らせるかによって
足の形を変える必要があるでしょう。
平地を走るのならウマ型のひづめ、
砂漠の場合はラクダかダチョウのような、扁平な足というように。
岩場を自在に跳ね回ったりするには、ヤギやカモシカの足でないと
リアリティがないように思えます。
「もののけ姫」に登場する「ヤックル」は架空の動物だと思うのですが
あの角を見るとウシ科の動物を連想させられます。
険しい岩場でのアクションシーンを考慮して、カモシカ的な動物を想定して
作ったのでしょう(カモシカもウシ科の動物です)。
そうすると「角があり、瞳孔は横長、ひづめとしっぽはウシかシカ型、
食べ物は草で、反芻をする」
・・・というようにある程度の外観と生態が決まって、
描きやすくなったり、設定に幅ができるのではないでしょうか。
くどくど書いてしまいましたが、
動物は好きだけど、「乗り物」「メカ」などはさっぱりダメな私。
どこに注意を払って描いていいのかもわからなくて、
きっととんでもない「バイク」なんかを描いてしまいそうです。
どなたか易しく解説してくれないかしら。
下描きに入りました。
絵を描いていると、音楽が聞きたくなります。
最近は絵を描いている時以外、あまり聞かなくなりました。
TVをつけてしまうことも多いのですが、画面に見入ってしまうので
手が止まりがち・・・。
BGMはもっぱらクラシックと、ひと昔前のアニメの曲です。
恋愛の歌に興味がないので、J-POPとかに全然、手が出ません。
(カラオケで歌える曲をほとんど知らない・・・)
描いてる漫画の作風もマイナーなら、聞いてる音楽もそうだね;
昔「ガンガン」に連載していた、渡辺道明先生の
「ハーメルンのバイオリン弾き」という漫画(アニメにもなった)は
クラシック音楽とギャグ漫画(時々シリアスかつヘビー)の融合(?)という
私の大好物なジャンルだったです。
作者の方がクラシック好きで、なおかつアニメも好きという所に
勝手に共感を覚えておりました。
(しかし先生は、ばりばりのスポーツマンでもいらっしゃった)
でも、仕事中にクラシックをかけていると、アシスタントが寝るとのこと。
クラシック・・・そんなに眠いですか?
私は大音量のジャズコンサートで寝てしまったことがありますが。
絵とあまり関係ない話題ですみませぬ。
絵を描いていると、音楽が聞きたくなります。
最近は絵を描いている時以外、あまり聞かなくなりました。
TVをつけてしまうことも多いのですが、画面に見入ってしまうので
手が止まりがち・・・。
BGMはもっぱらクラシックと、ひと昔前のアニメの曲です。
恋愛の歌に興味がないので、J-POPとかに全然、手が出ません。
(カラオケで歌える曲をほとんど知らない・・・)
描いてる漫画の作風もマイナーなら、聞いてる音楽もそうだね;
昔「ガンガン」に連載していた、渡辺道明先生の
「ハーメルンのバイオリン弾き」という漫画(アニメにもなった)は
クラシック音楽とギャグ漫画(時々シリアスかつヘビー)の融合(?)という
私の大好物なジャンルだったです。
作者の方がクラシック好きで、なおかつアニメも好きという所に
勝手に共感を覚えておりました。
(しかし先生は、ばりばりのスポーツマンでもいらっしゃった)
でも、仕事中にクラシックをかけていると、アシスタントが寝るとのこと。
クラシック・・・そんなに眠いですか?
私は大音量のジャズコンサートで寝てしまったことがありますが。
絵とあまり関係ない話題ですみませぬ。
漫画も2本目にとりかかると、行程が一巡してしまったので
さほど書く事もないのですが、
どうにか絵コンテが終わりました。
ラストあたりが結構詰め詰めになってしまったので
もう1ページほしかったけど、計算してみると、
<52ページの本の内訳(予定)>
表紙・裏表紙とその裏=4ページ
中表紙 =1
人物紹介 =1
まんがその1 =28
まんがその2 =16
おくづけ =1
ーーーーーーーーーーーーー
計51ページ
・・・で、残り1ページしか余裕がありませぬ。
(フリートークみたいなのに1ページ取りたいし)
ゆえに、漫画は16ページで〆。
最初に書いた(先日、東京への新幹線の中で書いた)プロットとは
微妙に違うものになりましたが、比べてみると、
書き直したものの方が内容が詰まっていて、いいみたい。
このシーンに○ページ・・・と、頭の中で目安をつけながら
実際絵コンテにしていくのですが、できてみると全然その通りに
ならない事が多く、いつも自分自身で
「こんな漫画になるんだあ!?」とびっくりしたりします。
さほど書く事もないのですが、
どうにか絵コンテが終わりました。
ラストあたりが結構詰め詰めになってしまったので
もう1ページほしかったけど、計算してみると、
<52ページの本の内訳(予定)>
表紙・裏表紙とその裏=4ページ
中表紙 =1
人物紹介 =1
まんがその1 =28
まんがその2 =16
おくづけ =1
ーーーーーーーーーーーーー
計51ページ
・・・で、残り1ページしか余裕がありませぬ。
(フリートークみたいなのに1ページ取りたいし)
ゆえに、漫画は16ページで〆。
最初に書いた(先日、東京への新幹線の中で書いた)プロットとは
微妙に違うものになりましたが、比べてみると、
書き直したものの方が内容が詰まっていて、いいみたい。
このシーンに○ページ・・・と、頭の中で目安をつけながら
実際絵コンテにしていくのですが、できてみると全然その通りに
ならない事が多く、いつも自分自身で
「こんな漫画になるんだあ!?」とびっくりしたりします。
次回以降のあらすじをまとめるのに、妙に時間を食いました。
大まかな話の流れ(「AさんとBさんがあーなって、ラストはこう」
とかいう程度)は決まっているけれど、
細かいあらすじは決まってない事が多いので、
起・承・転・結くらい、転々と「譲れないポイント」と
「選択肢がいくつかある分岐点」を作って、あとはひたすら
脳内シミュレーションが続きます。
あまり長い事、同じキャラクターを使って漫画を描いていると、
登場人物の性格を知り尽くしているだけに、
「こいつはここで絶対こんなことはしない」とか、
自分の思い通りに動いてくれず、逆に扱いづらいことが多い・・・。
話が飛躍しますが、モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズの3作目で、
大学生になったアンが、雑誌に投稿する小説を書く章があります。
アンの書いている物語というのは、「ハーレクインロマンス」のような、
華麗で豪華な女主人公が活躍する、大恋愛大河小説(笑)なのですが、
この中の登場人物が、自分の思うように動いてくれないといって苦悩します。
友人のダイアナにはそれが全く理解できず、
「その人たちに あんたの思うことをやらせたらいいじゃないの」
と言うのですが、アンは
「あたしにはできないのよ」と嘆く。
・・・わかるわあ。すごく・・・
どうにか形にできそうなくらいにはまとまったので、
絵コンテを描き始めました。
あまりにシミュレーションしすぎて、
面白いのかどうか、すでに自分ではわからなくなってきてますが(汗)
違うお話にはできそうにないので、描き進めてみます。
大まかな話の流れ(「AさんとBさんがあーなって、ラストはこう」
とかいう程度)は決まっているけれど、
細かいあらすじは決まってない事が多いので、
起・承・転・結くらい、転々と「譲れないポイント」と
「選択肢がいくつかある分岐点」を作って、あとはひたすら
脳内シミュレーションが続きます。
あまり長い事、同じキャラクターを使って漫画を描いていると、
登場人物の性格を知り尽くしているだけに、
「こいつはここで絶対こんなことはしない」とか、
自分の思い通りに動いてくれず、逆に扱いづらいことが多い・・・。
話が飛躍しますが、モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズの3作目で、
大学生になったアンが、雑誌に投稿する小説を書く章があります。
アンの書いている物語というのは、「ハーレクインロマンス」のような、
華麗で豪華な女主人公が活躍する、大恋愛大河小説(笑)なのですが、
この中の登場人物が、自分の思うように動いてくれないといって苦悩します。
友人のダイアナにはそれが全く理解できず、
「その人たちに あんたの思うことをやらせたらいいじゃないの」
と言うのですが、アンは
「あたしにはできないのよ」と嘆く。
・・・わかるわあ。すごく・・・
どうにか形にできそうなくらいにはまとまったので、
絵コンテを描き始めました。
あまりにシミュレーションしすぎて、
面白いのかどうか、すでに自分ではわからなくなってきてますが(汗)
違うお話にはできそうにないので、描き進めてみます。
清く正しい(?)漫画の描き方以外に、
そんな事していいの?というような裏技を
使う話を時々耳にします。
そういうテクニック(と呼べるに至ってないものが多いけど)って
たいていは「使えない」ものが多かったりします。
その1
グレーのマーカーで陰を入れる
これは私が漫画の初心者だった、1989年頃に発行されて
ベストセラーになった(と思う)
「マンガ基礎テクニック講座(デザインの現場臨時増刊号)」
という本に載っていたものです。
「いづみや(現Tools)スピードライマーカー」のクールグレーと
「ヌーベルデザインマーカー」のグレーを使った作例が載っていて、
「トーンよりやわらかい演出ができる」とあって、当時仲間内では
こぞって取り入れていたテクだったのですが・・・
オフセット印刷でこれをやっても、さっぱり印刷には出ません。
商業印刷とかデジタルコピー向けのテクニックだったんでしょうか。
少なくとも同人誌印刷所では、絶対に嫌がられる技法だと思うので
やめましょう。
昔、別のサークルで出していた会誌に、茶色のペンで陰を入れた原稿を
貰ったことがありました。
(こういう原稿、中高生とかの初心者に結構ありがちです)
どうにか印刷には出ていましたが、かなりかすれていて
非常に雑な原稿に見える(&印刷所の人が迷惑する)ので、
やめといた方がいいです。
その2
鉛筆描きイラストの上にトーンを貼って、「カケアミ効果」を狙う
友人が、締め切りぎりぎりになって、フリートークのページに載せる
イラストを描かねばならず、しかしペン入れしている暇はないし・・・と
印刷所のマニュアルにあった注意書きの
「消しゴムはしっかりかけましょう。特に上からトーンを貼ってしまうと
カケアミ効果の原理で印刷に出てしまいます」
とあったのを逆手にとって(?)、わざと鉛筆イラストの上から
網トーンを貼って印刷に出していました。
なぜそんな回りくどいことをしたのかというと、マニュアルには
「鉛筆では印刷に出ない」と書いてあるので、そのままでは出ないだろう
という理由だったのですが・・・
まあ、確かに印刷には出ていましたが、潰れ気味の、お世辞にも綺麗とは
言いがたい線になっていました。
しかし、今にして思えば、単純に鉛筆描きイラストをコピーしたものを
載せたらよかったんじゃ・・・??
(なぜトーンをかけると「カケアミ効果の原理」になるのかは
私にはわかりません;;)
その3
原稿を裏からあぶる
紙を軽く焦がして、いい感じを狙う、と友人が言っていたのを聞いて
私もやってみたところ、案の定
燃やしました。
絶対マネしないように(笑)
仮にうまく焦げたとしても、たぶん印刷にはでません。
そんな事していいの?というような裏技を
使う話を時々耳にします。
そういうテクニック(と呼べるに至ってないものが多いけど)って
たいていは「使えない」ものが多かったりします。
その1
グレーのマーカーで陰を入れる
これは私が漫画の初心者だった、1989年頃に発行されて
ベストセラーになった(と思う)
「マンガ基礎テクニック講座(デザインの現場臨時増刊号)」
という本に載っていたものです。
「いづみや(現Tools)スピードライマーカー」のクールグレーと
「ヌーベルデザインマーカー」のグレーを使った作例が載っていて、
「トーンよりやわらかい演出ができる」とあって、当時仲間内では
こぞって取り入れていたテクだったのですが・・・
オフセット印刷でこれをやっても、さっぱり印刷には出ません。
商業印刷とかデジタルコピー向けのテクニックだったんでしょうか。
少なくとも同人誌印刷所では、絶対に嫌がられる技法だと思うので
やめましょう。
昔、別のサークルで出していた会誌に、茶色のペンで陰を入れた原稿を
貰ったことがありました。
(こういう原稿、中高生とかの初心者に結構ありがちです)
どうにか印刷には出ていましたが、かなりかすれていて
非常に雑な原稿に見える(&印刷所の人が迷惑する)ので、
やめといた方がいいです。
その2
鉛筆描きイラストの上にトーンを貼って、「カケアミ効果」を狙う
友人が、締め切りぎりぎりになって、フリートークのページに載せる
イラストを描かねばならず、しかしペン入れしている暇はないし・・・と
印刷所のマニュアルにあった注意書きの
「消しゴムはしっかりかけましょう。特に上からトーンを貼ってしまうと
カケアミ効果の原理で印刷に出てしまいます」
とあったのを逆手にとって(?)、わざと鉛筆イラストの上から
網トーンを貼って印刷に出していました。
なぜそんな回りくどいことをしたのかというと、マニュアルには
「鉛筆では印刷に出ない」と書いてあるので、そのままでは出ないだろう
という理由だったのですが・・・
まあ、確かに印刷には出ていましたが、潰れ気味の、お世辞にも綺麗とは
言いがたい線になっていました。
しかし、今にして思えば、単純に鉛筆描きイラストをコピーしたものを
載せたらよかったんじゃ・・・??
(なぜトーンをかけると「カケアミ効果の原理」になるのかは
私にはわかりません;;)
その3
原稿を裏からあぶる
紙を軽く焦がして、いい感じを狙う、と友人が言っていたのを聞いて
私もやってみたところ、案の定
燃やしました。
絶対マネしないように(笑)
仮にうまく焦げたとしても、たぶん印刷にはでません。
次の漫画(続き物の9話)を描こうと、おおまかな話の流れを
整理していました。
全部で何話になるのか、正確にはまだわかりません(オイ)。
今度出す本には8話(先日まで描いていた話)と、次の9話を収録する予定。
ですが、後々破綻をきたしそうなので、10話以降の話も細かく
決めたいのですが、まだうまくまとまっていません。
2年前に描いたメモを元に、新たに考え直している所。
で、次に出る新キャラのキャラデザインをしてみました。
以前からしょっちゅう描いていたキャラですが、髪の色や
着ている服装の傾向をちょっと変えたので、慣らしのためにも・・・

洋服のディティールは、細かければ細かいほど、トーン処理に頼らなくても
描き込んでる画面に見えますが、
一点もののイラストならともかく、連続して何コマも描かなきゃならない
漫画上ではそれにも限度があるので、どこまで描くのかも
なんとなく考えておきます。
・・・てゆーか、私の根性と技量では、この絵くらいのが限界でしょう。
すごいアップとかならもっと描き込まないとダメでしょうが・・・。
しかし、パソコンで塗ったせいか、これ描いただけで
頭がずっしり重くなったんですけど・・・
こんなん漫画に出せるんかい!?
整理していました。
全部で何話になるのか、正確にはまだわかりません(オイ)。
今度出す本には8話(先日まで描いていた話)と、次の9話を収録する予定。
ですが、後々破綻をきたしそうなので、10話以降の話も細かく
決めたいのですが、まだうまくまとまっていません。
2年前に描いたメモを元に、新たに考え直している所。
で、次に出る新キャラのキャラデザインをしてみました。
以前からしょっちゅう描いていたキャラですが、髪の色や
着ている服装の傾向をちょっと変えたので、慣らしのためにも・・・
洋服のディティールは、細かければ細かいほど、トーン処理に頼らなくても
描き込んでる画面に見えますが、
一点もののイラストならともかく、連続して何コマも描かなきゃならない
漫画上ではそれにも限度があるので、どこまで描くのかも
なんとなく考えておきます。
・・・てゆーか、私の根性と技量では、この絵くらいのが限界でしょう。
すごいアップとかならもっと描き込まないとダメでしょうが・・・。
しかし、パソコンで塗ったせいか、これ描いただけで
頭がずっしり重くなったんですけど・・・
こんなん漫画に出せるんかい!?
昨日半日かけて、貼っておいたトーンをまとめて削りました。
カッターの刃は、約1本分くらい使ったと思います。
すぐ摩耗するので、2ページくらいで折って交換していました。
最後に台詞をラベルシートにプリントアウトして
切り込みを入れ、吹き出しに貼り込んでいきます。
よくやるのが、台詞の入力し忘れと、貼り忘れ。
「・・・・・・」(沈黙の点々々)を最もよく忘れる・・・。
「吉乃塚の人狼2」では、貼り忘れた台詞が2〜3カ所もあり、
本ができて何ヶ月もたってから気づきました。orz
(それも全部「沈黙」の吹き出しでしたが)
これで、一応完成です。
2ヶ月近くもかかってしまいました。
すぐ次のお話に取りかからねば、10/22のイベントに
発行が間に合いませんので、がんばります。
9月いっぱいで、16ページ分を完成させなければなりません。
できるかな〜;;
カッターの刃は、約1本分くらい使ったと思います。
すぐ摩耗するので、2ページくらいで折って交換していました。
最後に台詞をラベルシートにプリントアウトして
切り込みを入れ、吹き出しに貼り込んでいきます。
よくやるのが、台詞の入力し忘れと、貼り忘れ。
「・・・・・・」(沈黙の点々々)を最もよく忘れる・・・。
「吉乃塚の人狼2」では、貼り忘れた台詞が2〜3カ所もあり、
本ができて何ヶ月もたってから気づきました。orz
(それも全部「沈黙」の吹き出しでしたが)
これで、一応完成です。
2ヶ月近くもかかってしまいました。
すぐ次のお話に取りかからねば、10/22のイベントに
発行が間に合いませんので、がんばります。
9月いっぱいで、16ページ分を完成させなければなりません。
できるかな〜;;
同人誌とあまり関係ない話で恐縮です。
過去に読んだ小説や漫画の、共感し、心に残った台詞を
勝手に解釈して、今の私の創作活動におけるモットー(?)に
しているものがいくつかあります。
<その1>
「おまえさん、あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、
ほんとの自由はえられないんだぜ」
トーベ・ヤンソン作「春のしらべ」
(「ムーミン谷の仲間たち」に収録)より
スナフキンの台詞
自分を盲目的に慕う「はい虫」に対して、スナフキンが言った言葉。
昔は盲目的に好きな描き手さんがいたけど、創作を初めてからは
それにとらわれていると、自分の作品って描けなくなる気がして、
今はあまり誰かの描いたものには、のめりこまないようになったなあ。
絵を真似したり、模写することで上達すると聞いても、
そこまで好きな、目標にしたい人や作品がありませんです。
(これは、不幸なことかもしれないけれど)
<その2>
「とにかく好きにやりなさい。でもね、楽しくやめようね」
いがらしみきお作「ぼのぼの」4巻
フェネギー(フェネックギツネ)のお父さんの台詞
漫画でこの台詞を読んだときからずっと、忘れられない言葉です。
かつては息子と同じように、踊りが好きで好きで、「踊りおどり」を
していたお父さん。踊りを辞めた理由がジョークを交えながら
語られるのですが、なぜ辞めたのかという息子の問いに
「なってもなってもなりきれないからあ」とか
「シッポと頭がくっついてるヘビをつかむようなもんでね
いくらたぐっても もとにもどっちゃうんだねえ」
・・・って、何かを描かずにおれない身には、こたえましたね。
うまく説明できないけど、今となっては何となくわかるというか・・・
私はまだ「なってもなりきれない」とこまでは達してませんけど。
でも、一番大事なのは、好きだったら続けなさい、でも
辞める時には楽しく辞めなさい、って、ホントに胸にしみる。
私も最後にはそうしたいです。
その後のシーンで、フェネギーがお父さんに
「お父さんは楽しくやめたのかなァ?」と問うと、父親は、
「楽しくやめたんだよ・・・(中略)
でもまだやってるんだよ〜」と答えます。
私もきっと、辞めてもそうなるだろうけどね(笑)
楽しく辞めたからこそ、まだやってるんだろうけど。
嫌気がさして辞めちゃって、もう二度と絵なんか描きたくないって
辞め方だけはしたくありません。
何が言いたいんだろうね・・・今回の記事・・・。
また何か思い出したら書きまする。
過去に読んだ小説や漫画の、共感し、心に残った台詞を
勝手に解釈して、今の私の創作活動におけるモットー(?)に
しているものがいくつかあります。
<その1>
「おまえさん、あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、
ほんとの自由はえられないんだぜ」
トーベ・ヤンソン作「春のしらべ」
(「ムーミン谷の仲間たち」に収録)より
スナフキンの台詞
自分を盲目的に慕う「はい虫」に対して、スナフキンが言った言葉。
昔は盲目的に好きな描き手さんがいたけど、創作を初めてからは
それにとらわれていると、自分の作品って描けなくなる気がして、
今はあまり誰かの描いたものには、のめりこまないようになったなあ。
絵を真似したり、模写することで上達すると聞いても、
そこまで好きな、目標にしたい人や作品がありませんです。
(これは、不幸なことかもしれないけれど)
<その2>
「とにかく好きにやりなさい。でもね、楽しくやめようね」
いがらしみきお作「ぼのぼの」4巻
フェネギー(フェネックギツネ)のお父さんの台詞
漫画でこの台詞を読んだときからずっと、忘れられない言葉です。
かつては息子と同じように、踊りが好きで好きで、「踊りおどり」を
していたお父さん。踊りを辞めた理由がジョークを交えながら
語られるのですが、なぜ辞めたのかという息子の問いに
「なってもなってもなりきれないからあ」とか
「シッポと頭がくっついてるヘビをつかむようなもんでね
いくらたぐっても もとにもどっちゃうんだねえ」
・・・って、何かを描かずにおれない身には、こたえましたね。
うまく説明できないけど、今となっては何となくわかるというか・・・
私はまだ「なってもなりきれない」とこまでは達してませんけど。
でも、一番大事なのは、好きだったら続けなさい、でも
辞める時には楽しく辞めなさい、って、ホントに胸にしみる。
私も最後にはそうしたいです。
その後のシーンで、フェネギーがお父さんに
「お父さんは楽しくやめたのかなァ?」と問うと、父親は、
「楽しくやめたんだよ・・・(中略)
でもまだやってるんだよ〜」と答えます。
私もきっと、辞めてもそうなるだろうけどね(笑)
楽しく辞めたからこそ、まだやってるんだろうけど。
嫌気がさして辞めちゃって、もう二度と絵なんか描きたくないって
辞め方だけはしたくありません。
何が言いたいんだろうね・・・今回の記事・・・。
また何か思い出したら書きまする。
↑サークルカットです。
東京ビッグサイトで開催された、
「コミティア77」へサークル参加してきました。
創作系オンリーの同人誌即売会としては、たぶん最大規模のイベントです。
私はカタログ(パンフ)はいつも、当日買って読むので
行ってみないと、周りにどういうサークルさんが配置されているのか
わからないです。
しかし今日はいつになく、
実力派の方や売れっ子さんや、元ジャンプの漫画家さんとかいう
ソウソウたるサークルに囲まれた、谷間のようなスペースで
正直、諦めムードだったのですが
思ったより多くの方に来ていただき、うれしかったです。
こんな小さななサークルに
手を差し伸べてくれてありがとう・・・っ(泣)
会いに来て下さった方、本を買って下さった方、
本当にありがとうございました!
次に向けて、新刊がんばります〜。
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「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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