自作の漫画や絵のプロセスなどを。
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動物を描くのが好きで、漫画の中にもよく出します。
「人狼(狼男)もの」を描いてるのも、オオカミが好きだからって
せいもありますね。
よく、「動物が描けない」という話を聞くので、
動物を描くときのポイントを挙げてみました。
(またもや主観です)
基本的には写真や動物図鑑を見て描くのですが、
細かい特徴を見落とすと、違和感のある絵になります。
描く時に特に注意したいのが、前足の関節の曲がる向きが
ひづめのある動物と無い動物では逆だということ。
実はどの動物も、人間と同じように
肩→ひじ→手首→指の関節の順番で同じ向きに曲がるようにできています。
ただし、動物によって関節と関節の間の長さがかなり違うので、
前足の曲がる向きが逆になっているように見えます。
(イヌ、ネコはひじ、ウマなどは手首が前足の中心にきているので、
それぞれ曲がる方向が違う)
昔「シートン動物記」を愛読していましたが、ある挿絵に
オオカミの前足がウマのように曲がった絵がありました。間違いです。
それから目(瞳孔)の形です。
以前、これまたオオカミの絵で、猫のように縦に細い瞳孔を
描いている人がいました。
「猫目」の動物は、小型のネコ科の動物と、
キツネ(イヌ科の動物で唯一?)、
あとは爬虫類の一部くらいではないでしょうか。
反対に横長の瞳孔を持つのは、草食動物に多くて
ウマ、ウシ、シカ、ヒツジ類はたいていそうです。
草食動物の目を描く機会はそうそう無いと思いますが。
「かいけつゾロリ」のアニメに、ヤギの女の子が出て来たとき
顔は人間の美少女的にしてあるけど、瞳孔がさりげなく横長になってて
ニヤニヤしてしまいました。
あと、動物によっては、模様の決まっているものが多くいます。
パンダやシマウマなどは、模様を正確に描かないと似ませんね。
白黒ウシの「ホルスタイン」も、でたらめに黒ぶちがあるのではなく、
鼻とオデコ、四肢としっぽは必ず白いなど、法則がないようで
あるときもあります。(そこまで気にしないでいいと思いますが)
もちろんこれらは、漫画のキャラとしてデフォルメする場合
必ずしも正確に描かなければいけないというわけではありませんが、
極端な話、イヌを「猫目」に描いた場合、最悪、イヌに見えないという
事態もありうると思うのです。
でも、大半の読者様は、こんなことに注意を払わないと思います。
私くらいでしょう。イヌや猫の足跡の、指の数が3本に描かれていると
激しい違和感を感じるようなやつは・・・(本当は4本)
耳や鼻、しっぽ、足などには種によって
共通の形をしたものもあるので、いくつかパターンを覚えると
描くのがだいぶ楽になります。
余談になりますが、ファンタジー物などで、出てくる動物を
創作する場合には、活動する環境に合わせた生き物を作るとよいと思います。
(顔だけ動物、とかの擬人化の場合は関係ありませんが)
たとえば、乗り物にする動物を例にとると、
どういう所を走らせるかによって
足の形を変える必要があるでしょう。
平地を走るのならウマ型のひづめ、
砂漠の場合はラクダかダチョウのような、扁平な足というように。
岩場を自在に跳ね回ったりするには、ヤギやカモシカの足でないと
リアリティがないように思えます。
「もののけ姫」に登場する「ヤックル」は架空の動物だと思うのですが
あの角を見るとウシ科の動物を連想させられます。
険しい岩場でのアクションシーンを考慮して、カモシカ的な動物を想定して
作ったのでしょう(カモシカもウシ科の動物です)。
そうすると「角があり、瞳孔は横長、ひづめとしっぽはウシかシカ型、
食べ物は草で、反芻をする」
・・・というようにある程度の外観と生態が決まって、
描きやすくなったり、設定に幅ができるのではないでしょうか。
くどくど書いてしまいましたが、
動物は好きだけど、「乗り物」「メカ」などはさっぱりダメな私。
どこに注意を払って描いていいのかもわからなくて、
きっととんでもない「バイク」なんかを描いてしまいそうです。
どなたか易しく解説してくれないかしら。
「人狼(狼男)もの」を描いてるのも、オオカミが好きだからって
せいもありますね。
よく、「動物が描けない」という話を聞くので、
動物を描くときのポイントを挙げてみました。
(またもや主観です)
基本的には写真や動物図鑑を見て描くのですが、
細かい特徴を見落とすと、違和感のある絵になります。
描く時に特に注意したいのが、前足の関節の曲がる向きが
ひづめのある動物と無い動物では逆だということ。
実はどの動物も、人間と同じように
肩→ひじ→手首→指の関節の順番で同じ向きに曲がるようにできています。
ただし、動物によって関節と関節の間の長さがかなり違うので、
前足の曲がる向きが逆になっているように見えます。
(イヌ、ネコはひじ、ウマなどは手首が前足の中心にきているので、
それぞれ曲がる方向が違う)
昔「シートン動物記」を愛読していましたが、ある挿絵に
オオカミの前足がウマのように曲がった絵がありました。間違いです。
それから目(瞳孔)の形です。
以前、これまたオオカミの絵で、猫のように縦に細い瞳孔を
描いている人がいました。
「猫目」の動物は、小型のネコ科の動物と、
キツネ(イヌ科の動物で唯一?)、
あとは爬虫類の一部くらいではないでしょうか。
反対に横長の瞳孔を持つのは、草食動物に多くて
ウマ、ウシ、シカ、ヒツジ類はたいていそうです。
草食動物の目を描く機会はそうそう無いと思いますが。
「かいけつゾロリ」のアニメに、ヤギの女の子が出て来たとき
顔は人間の美少女的にしてあるけど、瞳孔がさりげなく横長になってて
ニヤニヤしてしまいました。
あと、動物によっては、模様の決まっているものが多くいます。
パンダやシマウマなどは、模様を正確に描かないと似ませんね。
白黒ウシの「ホルスタイン」も、でたらめに黒ぶちがあるのではなく、
鼻とオデコ、四肢としっぽは必ず白いなど、法則がないようで
あるときもあります。(そこまで気にしないでいいと思いますが)
もちろんこれらは、漫画のキャラとしてデフォルメする場合
必ずしも正確に描かなければいけないというわけではありませんが、
極端な話、イヌを「猫目」に描いた場合、最悪、イヌに見えないという
事態もありうると思うのです。
でも、大半の読者様は、こんなことに注意を払わないと思います。
私くらいでしょう。イヌや猫の足跡の、指の数が3本に描かれていると
激しい違和感を感じるようなやつは・・・(本当は4本)
耳や鼻、しっぽ、足などには種によって
共通の形をしたものもあるので、いくつかパターンを覚えると
描くのがだいぶ楽になります。
余談になりますが、ファンタジー物などで、出てくる動物を
創作する場合には、活動する環境に合わせた生き物を作るとよいと思います。
(顔だけ動物、とかの擬人化の場合は関係ありませんが)
たとえば、乗り物にする動物を例にとると、
どういう所を走らせるかによって
足の形を変える必要があるでしょう。
平地を走るのならウマ型のひづめ、
砂漠の場合はラクダかダチョウのような、扁平な足というように。
岩場を自在に跳ね回ったりするには、ヤギやカモシカの足でないと
リアリティがないように思えます。
「もののけ姫」に登場する「ヤックル」は架空の動物だと思うのですが
あの角を見るとウシ科の動物を連想させられます。
険しい岩場でのアクションシーンを考慮して、カモシカ的な動物を想定して
作ったのでしょう(カモシカもウシ科の動物です)。
そうすると「角があり、瞳孔は横長、ひづめとしっぽはウシかシカ型、
食べ物は草で、反芻をする」
・・・というようにある程度の外観と生態が決まって、
描きやすくなったり、設定に幅ができるのではないでしょうか。
くどくど書いてしまいましたが、
動物は好きだけど、「乗り物」「メカ」などはさっぱりダメな私。
どこに注意を払って描いていいのかもわからなくて、
きっととんでもない「バイク」なんかを描いてしまいそうです。
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「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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