忍者ブログ
自作の漫画や絵のプロセスなどを。
[59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今回は思ったよりトーンを貼る箇所が多くて
なかなか進みません。
切って、こすって、削って・・・と1ページや1コマごとに
やっていると時間のロスなので、
同じトーンを貼るページを集めて貼ったら、
あとでまとめて削るつもりです。


経験者には言うまでもないことですが・・・
顔のトーンって、削る前の状態だとかなりヘン(笑)。

トーン削り前

 削った後↓

トーン削り後

大半は削って、なくなっちゃうんですけど、
貼らないと感じが違うんですよね。


最近は顔にはICの82番(70線/20%)を使っています。
見た目には92番(85線/20%)が綺麗なんだけど、縮小印刷すると
点が飛ぶことが多いです。

私が持ってるのは、12、32、52、62などの、20%の網トーンがほとんど。
あとは手で描けない柄ものが中心ですが、やっぱり色合いは
20%網トーンのようなグレー系のものが多いので、
おかげでどのページも似たような色合い(?)になってしまいます。
もっと思い切って違うのも揃えよう・・・と、描いているときは思うけど
次に描く時には、何番が欲しかったのかすっかり忘れている。
売り場で目的のトーンを決めるのって、至難の業です。たいてい混んでるし。

さて、明日は東京までイベントに出かけてきます。
イベント会場でトーン買ってそうな予感。

拍手[0回]

PR
トーンを貼っています。

下描きやペン入れに比べて、あまり「追いつめられてる感」を
感じない作業(私的には)なので、TV見たりお茶飲んだり
サボってる(?)時間が減りますね。
うちにはトーンの種類があまりないので、さほど何を貼るか
迷わないで済むからでしょうか。

カッターナイフは、デザインナイフじゃなくて普通の
オルファのやつ。 ↑以前職場で使ってみたら、私には
ちょっと合わなかったみたいです。
台紙ごと原稿に載せて、大まかに切りとってから、
原稿の上で絵に合わせてきれいに切ります。
細かい所には大きめに貼って、あとから削る派です。

こするときは上にトレーシングペーパーをかけて、
鬼のようにこすります。
こする道具も、ガラス棒だのラブトーンだの、いろいろ持ってますが
しつこくこすっても、カケアミの上に貼ったトーンが密着しません;
トーンを変えた方がいいのでしょうか・・・
今はほとんどICトーン("youth"含む)を使っています。

金箔打ち紙(金箔を作る時、金の上に載せる紙)が、製造過程で
叩かれているうちに「あぶらとり紙」になるように、
こすりまくってるトレペもそのうち・・・とか
くだらないことを考えながら、一所懸命こすっています。

削る時に出る粉はどう処理すればいいんでしょうね?
単純に吹き飛ばしたり払ったりすると部屋が汚れるし。
何より、手についた感触が、気持ち悪くてたまりません。

とてつもなく古いトーンをまだ持っていて、
以前記事に書いた、初めて買ったスクリーントーンもまだあったりする。
当時は外装フィルムなんてなくて、むき出し状態で売っていて(だから
地図売り場のような引き出しに、厳重に保管されていたらしい)
今のICトーンに比べると、印刷されている範囲が、上下左右、
それぞれ2センチずつくらい短いです。(けっこう狭い)
たぶん糊が傷んでいるので使いませんが、記念に持っておきます。

拍手[0回]

そういえば今回の原稿では使いませんでしたが
雲形定規が苦手です。
特に曲線の集中線・・・。
以前、動きのあるコマを描く時、それまでフリーハンドで
描いていた効果線を、定規で描こうと思って買って
使ってみたのが最初です。(数年前。結構最近)

奮発して、エッジのついてるのを買ったので
これで曲線の集中線も引き放題!?とか思ったら
難しいのなんの・・・(笑)
集中線を引いているうちに、どんどん使う位置(?)が
ずれていってるというか(どう説明したらいいのだろう)
曲線の角度が変わっていってるというか・・・。
定規の表面に、小さく穴のような窪みがあるのだけど
ここが穴だったら、画鋲が刺せるから少しは安定するんじゃ・・・とか
思ったり。(たくさん開いていないと自由な集中線は描けないかも)

中心を境に、左右で曲線の向きが変わる場合
単に定規を裏返せばいいだけじゃないとこもワナだよね;;
頭が悪いんでうまく説明できないんですが、
こういう場合、半分は普通に描けるとして
もう半分を描く時は、原稿の上下もひっくり返して
ペンの入りと抜きを逆にしないと描けないんでしょうか?
(描かない人以外、意味不明な話題で恐縮です)

そんな場合は、「左利きのアシスタントを雇う」と言った
漫画家さんがいると夫に聞いた・・・ホンマかいな。

拍手[0回]

ホワイトと筆

ホワイト作業に入りました。
漫画の作画作業の中では、私はホワイトが一番楽しいです。
それまで鈍くてぱっとしない絵が、ホワイトを入れた途端、
見違えるほど印象深くなったりするので、やりがいがあって好きです。

使っているのは、
ドクターマーチンの「ブリード プルーフ ホワイト」という商品です。
ホワイトの中には水性サインペンや筆ペンの上に塗ると
下から滲んできて、どうしても線が消えないものがありますが、
これだと何で描いた線でも消す事ができます。
昔、カラーインクを使っていた時に、このホワイトで修正をしていたのを
白黒原稿にもそのまま使ったのがきっかけです。
以前は1200円くらいしましたが、今は700円くらいでしょうか。
別の皿にほんの少しだけとって、水で溶きながら使います。

今使っているのはかなり前に買ったもので、
何年か使っていると、霜柱のような、ざくざくした結晶(?)が
できてしまいます(写真参照)が、気にせず使っています。

結晶化ホワイト


筆はいつ買ったのか忘れたけど、たぶん十数年使っている面相筆。
毛全体が曲がってたり、貧相な毛並み(?)ですが、慣れているせいか
濃く溶けばかなり細い線でも描く事ができます。
面相って、あまり毛足の長い筆だとホワイト用には描きにくい・・・のかな?
前に筆を変えたけど、慣れなくてまたこれに戻ってしまった。

集中線の穴とか、ちょっとした汚れにはミスノンが便利と思って、
この間ふと衝動買いしたけど
定番は、白地に青文字のミスノンだというを知らなくて、
「水でうすめるタイプ」のを買ってしまった・・・。
やっぱり、墨汁の線しか消せなくて、サインペンだと滲んでくるのね。
ボールペンなんかの、一般事務向きの修正液だったかな・・・(笑)

拍手[0回]

昨日一日かかって描いたトビラ絵を冷静に見ると
何がいいたいのかわからない絵だというのに気づく。
も一度描き直します・・・。
他のページも、こんなんでいいんだろうかと思ったりで、
少々凹み中。

描いてる間って孤独です。
自分のセンスを信じるしか無いけど、読んだ人の誰にも
喜んでもらえなかったらどうしよう。
本ができたあとの孤独もツライ(笑)。
趣味で好きなように描いてるだけだし。
ひとつのお話にこだわってるのがダメなんだろうなあ。
・・・なんていろいろ考えてしまう。
かといって今の作風を捨てることはできそうにないので
たぶんこのままですけど。
いや、この開き直りがいかんのか。でも好きでもないものは描けないや。

ちっぽけな悩みだね。素人なんだから好きに描けばいいのにね。


次の日曜日(8/27)、東京ビッグサイトの「コミティア」に
サークル参加しに行きます。
毎回そうですが、早朝家を出て新幹線に乗り、
サークル入場時刻ぎりぎりにすべりこんで、終わったら速攻
とんぼ帰りというハードスケジュール。
そのペーパーもそろそろ作らなければ。
長らく、スペースに飾るようなイラストも描いてないです;。

猫が来てからというもの、道具を広げて水彩画が描けなくなってしまって
(筆にじゃれたり絵の上に載ったりするから)
デジタル絵ばっかりになってしまいましたが、
今度の本の表紙はカラー(手描きの)で描きたいなあ。

拍手[0回]

漫画の扉(タイトルの入るページ)が
一番後回しになってたので、今描いています。
たいてい、扉は最後に描く事が多いです。
今回はサブタイトルもまだ決まっていません。
いつも、ぎりぎりにならないと出てこないんです;

昨日大阪へ出る用事があって、ついでに足りないトーンを
買いに画材屋さんへ行きました。
ここまで長い事描いていると、自分の好みの、よく使うトーン以外
あまり買わなくなり、迷ってる時間も短くなってきます。
手で描ける柄物は極力買わないで済ませたいので、おのずと
基本的な網トーンとグラデトーンを中心に選びます。
グラデーションは、よく見て選ばないと、けっこう質の悪いのがあるので
だいたいいつも同じメーカーのを使っていますが、
普通の網トーンなら安いのでもいいかと思い、294円のトーンを
見ようとしたら、主に使いそうな品番の入っている引き出しが、
そこだけキレイに空になっていました。
みんな考える事は同じですね・・・。

大昔はレトラセットの「スクリーントーン」くらいしかなくて、
イラストを描き始めた頃、阪急百貨店の文具売り場へ、
緊張しながら買いに行った思い出がありますよ。
(まだ使えるようなレベルじゃなかったんですが、どうしても1枚
ほしかったんです)
仰々しく、地図が入っているような、壁に並んだ重厚な引き出しに
入れられていて、店員さんに扱ってもらったような気がします。
当時1枚800円でした。レトラセットのは今もそのくらい?。

拍手[0回]

下の記事を書いた後、ネットでいろいろと
情報収集(掲示板で)してみました。
どこもいろいろとトラブルはあるようですが
Kという印刷所は、私が利用していた頃と
その後もさほど変わってないみたいでした。
(アタリハズレがあるということ)
びんせん300枚刷ったら50枚白紙だった、という
体験談もありましたが(汗)、
100冊中100冊以上(余剰分も含め)、ものすごいカスレ表紙だった
私の友人もたいがい不運です。
本文の印刷までは確かめてませんが、私のもらった分はそこそこの出来。
でも表紙がこれじゃあね〜・・・

本の装丁を考える時、けっこう楽しいのが特殊紙の見本を見ながら
どんな紙を使うか妄想しているときです。(軽度の紙フェチ)
色上質紙はもちろん、いろんな印刷所が出した「特殊紙見本帳」を
持っていまして、それを広げて眺めては、
いつかこれ使いてえ〜とか妄想しています。
昔の見本だと、廃盤になってしまった紙がかなりあるので、
確認が必要ですが。
「ハイバルキー」など、なかには数年経つと、しまいこんでいても
茶色っぽく変色してくる紙もあり、印刷所の方に聞いても
それは仕方が無いそうです。
(数年前の見本だから、変色する紙の見本みたいになってるw)

表紙や遊び紙に使う特殊紙を決めるときは、よくよく吟味して、懐具合と
相談しながら選んで決めますが、本文用紙って、たいていパックにある
数種類の中から、なんとなくで決めてしまっています。
以前は上質紙90キロを使っていて、これは本になってみるとわかるのですが
かなり本が重くなります。
数年前から「コミック紙」という、やや表面がざらっとした紙を使うように
なりました。これに変えたら、多少本は軽くなるし、風合いもいいので
満足しています。
ただ、最近ちょっと線がかすれ気味なのですが、私の描く線が以前より
細くなったのか、紙のせいなのか、よくわかりません。
(コミック紙は少々表面が、ざらざらしています)
一度、上質紙90キロにもどして、確かめてみようかと思っております。

拍手[0回]

同人誌を始めた頃は高校のクラスメイトと3人で
お金を出し合って本を作っていました。
高校生でしたので、印刷所選びの基準はどうしても
「安くて、基本料金内でいろいろできるところ」でした。
そこで、当時、他の印刷所に比べて安く、遊び紙は無料、
本文の紙替えが3分の1まで無料という、破格のサービスが魅力の、
Kという印刷所を利用していました。
(注・遊び紙=表紙と本文の間に挟まっている紙のこと。
普通は別料金をとられる。安いので色上質紙を使う事が多い)

そこは他の会社にくらべてマニュアルがかなりアバウトで、
印刷料金も後払いだし、
つまりは融通がきく、おおらかであまり厳しくないところなんだと
解釈していました。
「表紙3色刷りはご遠慮下さい」(!)なんて書いてあったりしたけれど
どこの会社もそんなものかなあ、なんて思ってましたよ。

しかし、今にして思えば、良く言えばおおらか、悪く言えばテキトーというか
ルーズというか・・・
細かい所に目をつぶれば、かなりコストが安くできるし、頼んだ部数より
多めにくれるし、おおむね良い印刷所ではあったのですが、
ときたまスゴくいい加減な仕事をする会社でした。

印刷のあがった本は直接、ひもでぎゅうぎゅうに束にして送ってくるし
(本に跡がつきまくり)、こちらの指定や指示で、できなかったところは
勝手に仕様を変更して印刷するし・・・

一度、遊び紙にイラストを印刷してと頼んだら、できなかったのか
やりたくなかったのか、なぜか表2と表3に印刷されていたことも。
フルカラー表紙なのに・・・裏面印刷するかあ、普通!?(笑)
おまけに裏表紙に焼き込んで欲しい写植があって、すこし長い文章だったので
ワープロで打ったメモで指示しておいたら、なんとそのメモが直接、
焼き込まれていた・・・。

最もひどかったのは、高校の別の友達が出した小説本。
私が挿絵と装丁を担当し、印刷代は全てその友達が出すことに
なっていました。
表紙は黒と黄色の2色刷りで、遊び紙をつけ、100部刷ってもらいました。

ところが、できあがってきたのは実に最低な乱丁で、
表紙は1冊を除いて、残り全部、印刷がかすれているのです。
中には絵が判別できないくらい、かすれたものもありました。
おまけにその、まともな1冊には、遊び紙が3枚も挟まっていた・・・

絶対にクレームをつけるべきだと説得したものの、イベントが
せまっていたせいか、
友人はこれに、請求された通りのお金を払っていました。
つまりは泣き寝入りということでしょうか。
オバハンとなった今では、周りに止められようがどうしようが
怒りの電話をかけていたことでしょうが
これを平気で送りつけてくる神経が信じられません。ー_ー;

現在は他の会社を利用していて、現在この印刷所がどんな感じなのか
私はわからないですが、広告を見たところ、デジタルばりばりの
最先端っぽい(笑)入稿もOK!!みたいな雰囲気なので
体制は相当変わったんではないかと思いますが、どうなんでしょう・・・。

拍手[0回]

地味にペンで効果線をいろいろと描いています。
あとで切り貼りするために、気に入らないコマだけ
別紙に描き直したりもしています。

切り貼りは、失敗したコマをカッターでくり抜き、
別の紙に描いたコマをそこへはめ込んで、
紙の裏からテープでとめます。
以前、普通のセロハンテープで止めていたら、
10年もすると接着剤が変質して、黄色くなって
表側にまで滲んできました。
黄色は印刷に影響はないし、再版の予定もたぶんないけど
いつかもっと変色して色が濃くなったら、その原稿は台無しですね・・・。

本当はメンディングテープかなんかが一番いいのでしょうが
うちでは他に使わないので、なかなか買いません。(買えよ)
代わりによく使うのが、台詞を打ち出したラベルシートの、
周りの余白部分を、テープ状に適当な幅に切ったものです。
今のところ、数年経っても劣化はないようです。
セロテープだと、原稿を重ねた時、下になった原稿に
糊が響くことがあるのも嫌なので、最近はこれを使っています。
単にもったいないから再利用しているだけなんですけどね。
(廃物利用?)

拍手[0回]

集中線の下敷き

集中線を描いたところ。
ベタフラッシュと同じように、中心に画鋲を打って描きました。

このとき、下に敷くもので一番いいものは何だろうと
ずっと模索していますが、いまだ決まりません。
画鋲がぐらつかなくて、凸凹していない板状のものがいいのです。
何がいいんでしょう。
昔は悩まず描いていたのですが、どうしていたのか記憶になくて・・・
古いスケブの裏表紙なんかを使っていたのかな〜。
けど、スケブや雑誌だと、画鋲がすぐ抜けちゃうんですよね。
厚紙も、とっさのときにはなかなか無いもんです。

今日は、水彩画を描く時に、紙を水張りする
木製パネルを使ってみました。
表面は滑らかなので、結構快適。
でも・・・当たり前だけど、パネルに画鋲の穴が開くのって何だかヤダ。
集中線下敷き専用にするならいいけど、後々この上で
水彩画を描くことを思うとね。あんまり穴があくのもちょっとね。

漫画を今も描いているお友達はほとんどいないのですが、
尋ねてみると、

・全てデジタルで描いている。
・画鋲は刺さない。

というお返事。
なるほどなあ・・・かっこいいなあ。

拍手[0回]

ブログ内検索
WEB拍手ボタン
書店委託中の作品

「イーヴル・テイル」販売中です!
管理人関連リンク

猫漫画「どうぶつだって生きものさ。」
iPhone用漫画アプリにて配信中です。
森へおつかい
吉乃塚の人狼5巻サンプル
双子の赤ん坊
癒しの森
叶わぬ夢
カウンタ
カレンダー
03 2025/04 05
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
プロフィール
HN:
めかさざえ
HP:
性別:
女性
職業:
主婦
趣味:
お絵描き
自己紹介:
創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
相互リンク
最新コメント
QRコード
 
忍者ブログ   [PR]

素材提供 始まりはいつも空