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昨日の記事で、久々にペン入れしたら、思うような
線が描けないと言ってたのですが
どうにも墨汁ののびが悪く、線がスーッと引けないし、
そういえば、墨独特のいい匂いがしない。
どうやら、


墨汁が腐ってたようです。_| ̄|○


「腐る」とは聞いてたけど、どうなるのかと思ってたら
・・・かすかに酸っぱい匂いがします。
ま、開けて3年くらい経ってるし、この暑さじゃ無理もないか。
(描けなくはないです)

さて・・・。

「漫画の描き方」のマニュアルなどを見ていると、
ペン先には錆び止め用の油が塗ってあり、
インクや墨汁をはじいてしまうので
必ずライター等で炙(あぶ)ってから使うと書いてあります。
私も初めはこれを守って、ペン先をライターで熱して
油をよく拭いてから使い始めていました。

ところが、みんなそうしているものと思っていたところ、
「油を落とすとペン先が錆びるので、炙らない」という人に
会いました。
当然です。錆び止めの油を落としているんだから、錆びるのは当たり前です。
でも、ペン先は早く消耗するものなので、しょっちゅう描いていれば
普通は、錆びる前に交換時期がきます。
ペンを使う間隔が空いている人は、錆びにくい方がいいんだろうと解釈して、
私はそれからも、必ず炙ってから使っていました。

ところがあるとき、
炙るのと炙らないのとでは丸ペンの描き味が違うような気がしたのです。
丸ペンは特に油が多いので、必ず炙った方がよいらしいけど、
火で熱したり、水に浸けて、ジュッというときの衝撃(?)が
ペン先に影響を与える気がして・・・。
あくまで気のせいですけど(笑)、なにせ細くて繊細なペン先なので、
少しの衝撃で歪んだりひずんだり(?)するのは確実だろうと思ったり。

それからというもの、最近はよほど墨汁のノリが悪いペン先以外は、
炙っていません。
めんどくさくなったってのもあるんですけど。^_^;
よくティッシュで拭いてから使います。
しかし、丸ペンは「ボタ落ち」事故が起きやすいので、本当はやっぱり
油を落とすべきなんでしょうなあ・・・

ボタ落ち

やってもうた・・・。

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創作まんが個人サークル
「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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