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前回の、パソコンが普及して便利になったねという話で
思い出したこと。

十代の頃は、家庭にまだパソコンはちらほらあっても
それほど実用的ではなく、ワープロしか普及してなかった時代だったので
同人の文章原稿をいかに見栄えよく作れるか、みんな必死でした。
素敵な文章ページを作っておられる方の本を参考にしたりして。
雑誌などの印刷物の見出しをスクラップしておき、コピーしたのを
文章原稿の装飾に使ってる人もいました。
当時はそのくらいみんな「活字」に飢えてたんだな・・・。

私が使用していたワープロは、学校に入ったときに全員購入させられた
ものだったので、周りの友人たちも当然みなそれを使っていました。
もともとは明朝体しか内蔵されてなく、ゴシック体は別売りという機種。
私もさんざん悩んで買って、友達と共同使用してたけど、
数千円も出してそんなの買うの、学校では同人やってる子だけ
だったかも(笑)

ちなみにどうやって使うかというと、普通に文章を作ったあと、
ゴシック体の部分だけ指定を入れ、
印刷するときにゴシック体フロッピーディスクを刺し、
その指定した部分にくると「がっちょんがっちょん」と
ディスクの読み込みが始まり、読み込みが終わったら印刷
(何行もある場合は、一行ごとに読み込み→印刷の繰り返し)
・・・という、
非常に悠長な作業の積み重ねでしたね、今思えば。
(その前に持っていたワープロは、さらに大変だったけど)

あと、「黒バックに白抜き文字」に凄く憧れていて、
試行錯誤の末にできるようになるまで、いろいろ調べ尽くして
ワープロの講師にもそれとなく聞いてくれた友人。
もちろん同人誌用、ということは伏せて尋ねたら
「そんな文字出して、何に使うの?」とすごく不思議がられたそうだ。
そらそーだ。

でも、プリンタ内蔵だし、狙った所にピンポイントで印刷できると
いう点では、パソコンよりワープロの方が便利だったかも。
漢字のルビも楽に入力できるし。
入力作業に問題はなくても、よく動かす印刷ヘッドの寿命が
先に来てしまうことが多いのが難点でしたが。

関係ないけど、もちろん携帯もインターネットもなくて
ワープロ通信の時代だったね。
学校の方針で、わざわざワープロ通信のできる機種を
全員買わされたというのに、うちはダイヤル回線だったので
一度も利用できずに終わりましたとさ。

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「Quodlibet(クォドリベット)」を主催。人狼や動物のまんが・イラストなどを描いています。
主にコミティア(東京・関西)、そうさく畑に参加しています。
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