OK墨汁

昨日の続きというかなんというか。

枠線引きの途中で寝ちゃったので
今日は残りの線を墨汁で引いてみたわけですよ。
烏口に墨汁、やっちゃいけないわけじゃないけど
けっこう大変でした。
乾きがやや遅い（ペンの線の太さだといいけど
枠線レベルの太さになるとなかなか乾かない）ので。

それと、ペン入れを１枚目だけやってみて思い出したけど
墨汁の線って、引いた直後と乾いた後で
印象全然違う。
きっと、乾く間ににじんでんだろうな（苦笑）
このさい製図用インクで描いてみよう。
製図用インクと墨汁、どっちが早く腐るだろう。
（インク＝腐るの図が形成されてしまってる私の脳内）

サムトレーディングの投稿用サイズ原稿用紙って、
内枠エリアの右下あたりに、ぽつんと点状のシミが
全部の紙に入っている。（枠線と同じ水色インクで）
きっと元の版にゴミがついててそのまま印刷しちゃってるんだろう。
気になる……。
今後いつ直るか見守ろうと思います。

新鮮なインク…

道草まんがの下描きが終わりました。
さっさとペン入れに入りますよ。
「さっさと」と言っても
無駄な予備運動が数十分とかあるんですがね。

今描きかけの「吉乃塚」５巻は、
初めて投稿用サイズに描いてます。
ペン入れ後、デジタル処理する予定です。
道草まんがもそれと同じ方法で、要はまた
「本番に入るまでの練習」なわけですね。
（いつもこんなことをやってるなあ。
でも無駄にはなっとらんと信じるよ）

……で、何ヶ月ぶりか思い出せないくらい久々に
ペン入れの準備を。
墨汁を使うのですが、去年腐らせてしまった苦い経験から
新品をストックしておいたのを開けました。
しかし、新品なのに刺激臭……。
去年開けたのと同じ刺激臭……。
まあでも、描き味はサラサラで、俺ペン入れ神じゃね！？
と錯覚するくらい快適でした。
（注：まだ吹き出しなぞってるだけですが）

吹き出しをなぞったあと、枠線をひきます。
いまどき烏口と製図用インクです。
しかーーーし！　墨汁の予備は用意してたものの
製図用インクまで頭が回らなかった。
久々に開けたら、ビンの口がガビガビ、中身はこくまろ状態。
ま、使えなくはないけど……
でも、枠線だけ製図用インクを使ってる理由は自分でもわかりません(笑）
墨汁つかうと垂れたり錆びたりしそうだからか。

製図用インクをわざわざ買いに行かないと、
この先進めないって……。ああアナログ。
（いっそ枠線くらいデジタルで引けよもう）

道草おいしいです

葵。なんとなくいやらしい。

道草くってます。もさもさ。
もうすぐ下描きおわりです。
番外編なので自分の漫画の二次創作やってるかんじ。痛い子です。
でもいいんだ趣味だから。たのしい～。

よりみち

実は今週に入ってずっと、「吉乃塚の人狼｣５巻の下描きを
ほったらかして他の漫画のネーム描いてました。
「ノーザンヒルド」編の葵と標の、サイトに載せてるような
短い漫画（８ページ）です。

夫にはそんなもん描いとらんと、さっさと吉乃塚を描けと
言われるのですが、このまま秋（冬？）まで
何も見てもらう漫画がないまま
もくもくと創作意欲を維持するのは至難の業なので。
途中で多少なりとも喜んでもらえたら、
さらにがんばろうと思えるじゃないですか。
ああ、いやしい（？）！
（しかも誰も萌えない可能性大な内容）
でも描きたいから描いちゃう！！
とか言って、途中でやる気が失速してまた「吉乃塚」に
戻るかもしれませんが。

私って本当に、漫画の息抜きに漫画描くやつなんだよなあ…。

描いてはみたものの

本編のあとに入れようと思ってた
番外編のネームをきってみたところ、
しんみりしたお話のはずが
最後の最後でまさかのギャグ的表現にしかならず
これを巻末に入れるのはちょっと抵抗が……。
ページ数はなんとか８ページにはなったんですが
この枚数を死守するとギャグは避けられぬ。
というわけで、これを本に入れるかどうかは
描き進めてから判断するとして、
とりあえずは「入れない」、92ページの方向でいきます。
たぶん番外編はサイトやペーパーで公開します。


明日あたり、関西コミティアの参加案内が届くはず。
楽しみです！

今からちょっくら獣イラスト描きます。

ネーム終了

ひとまず本編のネームが終わりました。
92ページの本にするのにジャストなページ数で終わりましたが、
できればこの後に描いておきたい短い番外編があるんで、
1ランク上の100ページになるかなあ。
でも８ページもかからない話と思うので、
中途半端な変なページ数で印刷をお願いするかも。

10月の関西コミティア合わせのつもりなんですが、
あと５ヶ月くらいしかありません。
一日１～２枚ずつ下描きしてたら３ヶ月弱、
ペン入れもそのくらいかかるだろうなあ。
うわ……、冬コミ合わせくらいでようやく間に合うペースかも。
デジタルでのベタ塗り･ホワイト･トーンは早いけど
線画の取り込みと調整に時間がかかりそうですね。
あまり手抜きはしたくないんで、今年もがんばらないで
マイペースでいきます。
ひょっとしてミラクルが起こって間に合うかもしれんし。


標の生まれた日の月齢を検索してみたら、
満月の前日だった。
満月だったらいかにも人狼っぽくてよかったのにね。

ネーム続行中

「吉乃塚の人狼５」のネームは現在70ページ目に突入。
いよいよクライマックスへまっしぐらというあたりです。
予定では90ページ前後で終わらなきゃいけないんだけど
なんかその範囲内で終わらせられる自信がなくなってきた。
万が一伸びたら、すでに印刷済みの表紙だけど
裏表紙には余裕があるはずなので
どうにか背表紙を融通してもらえんかなあ……などと
無茶なことを妄想してみる。

５巻はどこにも笑いの要素が入れられそうにないです。
あとがきもおまけまんがも予告編も入れません。
かなしいせつない余韻を味わっていただきたいので
すぱっとさっぱり潔く〆ます。

描いてるあいだは、
「真神の呪い発動！？　吉乃塚はてんやわんや！」などと
コメディアニメのサブタイトル的な寒いフレーズを考えて
息抜きしています。（ここだけの話）

ネーム途中

「吉乃塚｣５巻のネームは現在
49ページ目に入ろうとしています。
仕事のある日は２ページ分くらいしか描けません。
実際に紙に絵を描く直前、動画状態の妄想を
漫画に変換して、コマに収めるのに
すごい集中力を要します。
さあ描くぞーと机の前に座っても、全然描き始められなくて
寝る時間ギリギリになって、10分くらいで２ページ分描いて
寝たりします。

お話の舞台は４巻から２年後くらい。

プロットを文章で書いて、頭の中でページを割り振って
どのシーンが何ページか決めたのを見ながら、
それに収まるようにネームを描いていますが、
あまりずるずるとページ数がのびないよう気をつけます。

プロット完成

「吉乃塚」５巻のプロットができました。
頭の中でバラバラで、おおまかなイメージしかなかった場面が
うまくつながって、文字で読めると幸せを感じます。
これがネームになって、漫画っぽくなるとさらに幸せ。
で、しあわせなのはいつもここまで。
実際の下描きに入ったら、あとは本が完成して見慣れる数ヶ月後まで
「こんなはずじゃなかった……」の連続ですから。

どのくらいのページ数の漫画になるのか、
おおよそ見当をつけてみると75ページ前後、
本にすると86ページ（３巻と同じ）でしょうか。
３巻を描いてたころの、このブログの記事を見ると
半年かかっているので、今から９月頃までかかりそうです。
今回から、紙にペン入れしたあとはデジタルで
仕上げる予定なので
前より半月くらいは余計にかかるんじゃないかと。
（夏の暑さでパソコンがいかれないことを祈る）

まだわからないのですが、
デジタルで原稿を仕上げると、線が太くなるのが気になってて、
一度、投稿用サイズで描いてみようかななどと思ってます。
投稿用サイズ原稿→A5本サイズまで縮小したら、
多少は線が細くできるんでないかと。
（アナログ原稿ではできないよね、この縮小率だと）
それにキャラが紙いっぱいに動き回る場面では、原稿用紙が大きい方が
描いてて楽しいんじゃないかなあ。
そうすると、今あるA4スキャナでは取り込む作業が大変なので
ブラザーのA3スキャナが欲しくって。
複合機だけど性能はどうなの？？と思うんだけど
他のA3スキャナに比べると、手の出ない値段じゃないので、
定額給付金が出たら足しにしてヘソクリ（？）で買っちゃおうかなー。
コピーもついてていいかも〜。
イベント出るときにA3ポスターも刷れちゃうよ〜。

余談ですが、以前、C社のスキャナに不具合が出て
交換してもらったら直った、というところで解決してたんですが
あれから、新しい機械にも全く同じ症状が出まして、
あれは初期不良じゃなくて製品全体のものみたいです。
その後ドライバソフトも入れ替えたりしたのですが、
モノクロモードで取り込んだときのガタガタは直りませんでした。
フルカラーモードで取り込むと起こらないのですけどね。
だから、今はフルカラーモード（白黒より取込み速度が遅いという
デメリットがありますが）で取り込んだ後、
カラー情報を破棄してモノクロ画像にしています。

プロットを書き出す

「吉乃塚の人狼」５巻のネームを、
冒頭の10ページほど描いた時点で、
ネタ帳に書きなぐっているあらすじから直接、
頭のなかで漫画に変換し、ネームとして描き起こすのに
無理が生じてきたので
一度整理するためパソコンに、かなーり地の文をはしょった
小説のようなプロットを書き出した方が
楽みたいなのでそうしました。

まだ、お話の流れとして未完成なところがちらほらあるし
全体として言いたいことは決まっているんだけど、
それを登場人物にどういう台詞で表現させるか、
書いてみると難しいですね。
気が付いたら同じような台詞を何回も書いてたり……これが
ネームだと案外気が付かないんですよね。

書きながら、
「悪役をただの悪人として描いてていいんだろうか、
吉乃塚の「本家の老人」って、なんでこんな性格に
なっちゃったんだろう。
でもそんなの考えたって描く機会もないし、
イヤなヤツとして突っ切ってってもらえたらそれでいい」
なんて思ったりします。
他の主要キャラにはどうしても感情移入してしまいますが
読んで下さる方にはそういうの邪魔なのかもしれないな。
でも、それがないとお話としてはもうツルツルでスカスカの
あらすじ漫画になっちゃうし…などと葛藤しながらやってます。

自分の素人漫画を熱く語るのは痛いよ〜、でも痛いの承知で語るよ。
５巻は怒濤の展開ですよ。
プロット書いててわくわくが止まらない。
なにせ十数年前から描きたかった場面だから。
でもさ、これを実際果てしない時間をかけて漫画にするのは自分なのよ。

「こんなん本当に描けるんかい！？」って

ちらっと思っちゃったら負け（笑）なので
描けなくたって誰にも迷惑はかかりません！と開き直って楽しみます。